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テーマ:DVD映画鑑賞(14214)
カテゴリ:邦画
2006年 日本 加藤ローサ 菅野莉央 カヒミ・カリィ 南果歩 ストーリーは、小学6年生の夏美には19歳になる姉・愛がいる。しかし彼女は難病のために11年間も眠り続けていた。夏休みのある日、母の妹でカメラマンの真理子が南米の地で事故に巻き込まれたとの連絡が入り、両親は夏美を残し、現地へと向かう。はじめて姉妹2人だけとなったその夜、愛が突然目を覚ましたのだった。8歳の心のまま奔放に振る舞う愛に夏美は振り回されっぱなし。やがて愛は、塾で忙しい夏美を強引に誘い出し、“いちばんきれいな水”のある場所へと向かう。 11年間眠り続けていた姉が突然目覚めるけど、あまりにも現実離れしてるのでちょっと気持ちがついていけなかった映画です。 まず妹の夏見なんですが、難病の姉が目覚めたらまず病院に電話するか両親に連を取ろうとしないとダメですよ。 精神年齢が8歳のままやから振り回されるのも分かるけど、もう少しリアリティがほしかったです。 それといくら叔母が事故に巻き込まれたからといっても寝たきりの子供とまだ小学生の子供を置いていく両親がどこにいてますか? 普通どちらか一人が行けばすむ問題やのに、「ごめんね、ごめんね」と言って南米に行ってしまうんですよ。 おもわず「なんちゅう親や」ってツッコミたくなりました。 かなり淡々と物語がすすむので退屈に感じる人も多いかも。 全体的な展開もクエスチョンマークがつくようなシーンも多く感情移入できないです。 加藤ローサのファンなら彼女を見てるだけでも楽しめるのですが、その他の人はどうでしょう? たった90分の映画なんですが、凄く長く感じてしまったのは退屈やったからでしょうね。 そうそうなんか住んでる場所も今時の日本ではないような気もしたけど、これは監督の狙いかな。 もしそうならば完全に失敗やと思うけど(笑)。 ここはちょっとネタバレです。 あつぼうが勝手に解釈すると突然目覚めたのは11年前にあったある出来事について妹に話しそして謝りたかったのかなって思いました。 あの時の叔母真理子の行動を考えると、真理子が事故にあってすぐに目覚めた愛と関連があるのかな・・・。 ジャケットの美しさにつられて観てしまった映画でした。 評価(2.4) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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