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テーマ:DVD映画鑑賞(14213)
カテゴリ:邦画
2007年 日本 松田翔太 新垣結衣 福士誠治 木村了 城田優 仲村トオル 戸田恵子 ストーリーは、80年代、東京都立川市。不良な中学生が闊歩するこの街で、中学3年生のコーちゃんは勉強一筋。ところがある日、授業中に絡んできた幼なじみのヤッコにブチギレしてしまう。この時、妙な開放感と高揚感を感じてしまったコーちゃんは、突如不良に宗旨替え。リーゼントにボンタンでヤッコの率いる不良グループに仲間入り。憧れの女子、山田の冷たい視線は気になるが、コーちゃんにとっては他校の生徒との喧嘩三昧の毎日は、はじめて経験する刺激に満ちた日々となっていく…。 ビーバップ・ハイスクール世代のあつぼうには凄く懐かしい雰囲気のした映画でした。 最近ではこういうジャンルの映画も少なくなってきたけど、【ワルボロ】と【クローズZERO】の人気で復活してほしいジャンルです。 リーゼントやパンチパーマの不良って今では考えれないけど、80年代ってこういう不良がたくさんいましたよね。 勉強ばかりしていてコーちゃんの中で何かが弾けてしまい、不良になってしまうけどその過程に無理がないのが良かったです。 今まで抑えていたものが爆発した時って妙な高揚感を感じてしまう時がありますからね。 コーちゃんやヤッコの仲間はけっして無敵の強さを持ってる訳でもなく、時にはケンカから逃げたり囲まれたボコボコにされたりとリアリティがあります。 いくらケンカが強いからといって40人ぐらいの相手に勝てる訳がないですからね(笑)。 途中で出てくる他校の不良達がとても中学生に見えないのが面白すぎました。 中学生って設定やから仕方ないけど、もうどう見ても成人してるやろって人たちが中学生を演じてるから途中で中学生の話って事を忘れそうになります。 中学生やのにオープンカーに乗ってるし(笑)。 ケンカのシーンなどでは鉄パイプがいかにも柔らかい素材で出来てるっていうのが分かるぐらいグニャグニャになってる時がありました。 こういうところはもう少し丁重に作ってほしかったです。 そんな柔らかいパイプで殴られてるのに相手がバタバタと倒れていくのって変ですからね。 松田翔太は凄く良かったですよ。 今流行りのイケメンってわけでもないけど、独特の雰囲気を持ってますよ。 これって父親譲りなのかも。 新垣結衣は可愛すぎました(笑)。 評価(3.4) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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