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テーマ:DVD映画鑑賞(14213)
カテゴリ:アメリカ映画
2006年 アメリカ クリステン・ベル イアン・サマーハルダー クリスティーナ・ミリアン ストーリーは、学生ハッカーのジョシュが突然音信不通となってしまう。心配した恋人のマティが彼のアパートを訪ねると、憔悴しきったジョシュがいた。彼はマティの呼びかけにも反応を示さず、ついには彼女の目の前で首を吊って自殺してしまうのだった。彼の死に疑念を抱いたマティと友人たちは、真相を探り、やがて彼が残したパソコンの中に手がかりがあると確信する。そんな中、全米各地で人々が突然姿を消す不可解な現象が蔓延していた。 黒沢清監督の【回路】をハリウッドでリメイクしたホラー・サスペンスなんですが、当初はホラー映画の巨匠ウェス・クレイヴンが監督候補になってたけど、結局彼が脚本に留まったのが失敗の原因やと思います。 ジム・ソンゼロという人が初監督をしてるのですが、ホラー映画やのに変な間延びがあったりしてまだまだ力量不足でした。 ウェス・クレイヴンが監督をしてたらもっと面白かったと思うだけに残念です。 ちなみに全米での興行収入も初登場5位と中途半端でした。 日本でも去年の12月に公開されたみたいやけど、その事を知ってる人は少ないって思えるぐらいヒッソリと公開されてました。 オリジナルの【回路】と較べるとシンプルで分かりやすい作りになってました。 良くも悪くもハリウッドテイストになってたジャパニーズホラーです。 オリジナルの場合って観た人それぞれ解釈が違う部分もあるけど、このリメイクは観た誰もが同じ答えを導き出せるように作ってあるのは、幽霊に対する考え方も日本とアメリカでは違うのかも。 ただシンプルに作りすぎたから怖さが半減してるんですよ。 こういう映画って心理的に怖さを伝えてほしいけど、あまりにも映像に頼りすぎたのが失敗かな。 ヒロインを助ける男役でLOSTのブーンが出演してました。 LOSTでは用無しの彼なんで、どんどん映画で活躍してほしいものです。 そうそうヒロインが全然魅力的でないのもこの映画のミスかな。 パソコンの回線を通して正体不明の何かが襲ってくる設定は現代的で面白いけど、無線LANの場合どうするんやろうって変な事が考えてしまいました(笑)。 評価(2.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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