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テーマ:DVD映画鑑賞(14214)
カテゴリ:アメリカ映画
2006年 アメリカ ネイサン・フィリオン エリザベス・バンクス マイケル・ルーカー ストーリーは、アメリカ南西部の静かで平和な田舎町。ある時、森の中に隕石が落下する。町の有力者グラントは、たまたま昔の女友達ブレンダとその森に来ていて不気味な物体を発見する。すると、その物体から何かが飛び出し、グラントの体内に侵入してしまう。その日を境に、町では行方不明者が続出する。やがてグラントは、体にできた醜い腫れ物が巨大化していくに従い、行動が凶暴化していく。警察署長のビルは、グラントの妻スターラと共に一連の事件との関連を調べ始める。そして、グラントを追って森へとやって来た警官たちは、そこですっかり変わり果てたブレンダを発見する。その直後、ブレンダの体が破裂し、無数のナメクジ状生命体(スリザー)が溢れ出し、警官たちに襲いかかる。スリザーは口から侵入を図り、寄生した人間たちの脳を支配する。寄生された人間は、今度は自分がゾンビ化して生存者を襲い始めるのだった。こうして平穏だった小さな町は、瞬時にしてカオスと化してしまい…。 これは意外な掘り出し物でしたよ。 B級ホラーなんですが、ホラー映画を楽しく見させる要素が全て揃ってました。 最初に謎の物体に襲われるグラントやけど、だんだん人間離れした姿になっていくけど、それがタコのようなイカのような醜い姿なんです。 本当なら怖いって思うところやけど、その姿が面白くてちょっと笑ってしまいました。 こういうところも監督の狙いなんかな。 ホラー映画やのに笑えるってところが【バタリアン】や【ブロブ】などの80年代のホラーを思い出させてくれましたよ。 最近のホラーは描写だけがエグくなってしまって内容はイマイチって思ってる人には、この一昔前にタイムスリップしたような感じにさせてくれるこの映画をオススメしますよ。 ホラーには美女が付き物やけど、この映画にも2人の美女が登場します。 グラントの奥さんを演じたエリザベス・バンクスと農場の娘を演じたタニア・ソルニア。 美女が気持ち悪いスリザーに襲われるってシーンはホラー映画の定番やけど、タニア・ソルニアがヘッドフォンをして入浴してるシーンでスリザーが風呂の中を泳いで襲いかかろうとするシーンは名場面ですよ。 スリザーに襲われゾンビ化した村人が生きてる人たちを次々に襲っていくシーンは【ゾンビ】のようなんですが、このゾンビ化した人たちは「ミート」ってセリフを喋りながら追いかけてくるんですよ。 確かに肉やけどこれまた思わず笑ってしまうシーンでした。 これだけ面白い映画なんですが、ジャケットが【スピーシーズ】のパクリみたいなのが気に入らないです。 このジャケットなら手を出す人が少ないはずです。 個人的に気に入ってしまった映画なんで友達にも勧めようと思ってます。 でもこの映画も好き嫌いが分かれるかな(笑)。 評価(3.8) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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