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カテゴリ:海外文庫
文庫 464ページ 出版社 ヴィレッジブックス 発売日 2007年10月 ストーリーは、ハンナがマイクとノーマンのふたりから同時にプロポーズされて、一週間―。煮え切らないハンナに町中がやきもきしているところへ、映画のロケ隊がやってきた。地元民にも出演の依頼があると聞いて大盛り上がりの最中、映画監督が演技指導中に不慮の死をとげるという悲劇が。とにかく女好きでわがまま放題、傲慢な監督だっただけに、殺してやりたいと思っていた人間は多い。―となるとやっぱり殺人事件?大学時代の友人だった映画プロデューサーを通じてロケ隊の裏事情にも詳しくなったハンナは、妹たちの助けを借り、こっそり捜査を始めるが…。 気付けば今作でお菓子探偵ハンナシリーズも8作目になりました。 巻を追うごとに面白さが増していってるのですが、前作のラストでマイクとノーマンからプロポーズをされたところで続くやったので、今作でハンナがどういう結論を出すのか注目してました。 ファンからすると何かホッとするような残念に思うような結論やったけど、ハンナらしくて良かったです。 さて今回もレイクエデンで事件は起こります。 傲慢な映画監督が演技指導中に悲劇がおこります。 小道具の銃が本物と銃とすり替えられているのに気付かずに見学者の前で自分の頭を撃ってしまいます。 傲慢な監督だけに容疑者がたくさんいてて、誰もが怪しく思えてきます。 当然の事ながらマイクからは勝手に捜査をする事を禁じられるけど、マイクの言葉の揚げ足をとってまたまた情報収集を開始します。 妹のアンドリアとミシェルの力もかりてお菓子を片手に捜査の核心へと近づいていきます。 今作でもハンナの恋愛事情は凄く面白いですよ。 大学時代の友人でもあるロスが都会で洗練され出来る男として故郷に凱旋してきます。 映画のスタッフでもある彼にハンナの気持ちが揺れ動きます。 当然マイクとノーマンは気が気じゃないです。 さてどうなるかは読んでのお楽しみですね。 評価(4.7) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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