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2008年05月22日
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カテゴリ:アメリカ映画




2006年  アメリカ  
ルーシー・リュー  マイケル・チクリス  マリリン・マンソン 

ストーリーは、LAウィークリーの敏腕記者セイディーがかつて謎のカルト集団に絡む取材で面会した若い女性が変死体で発見される。現場に駆けつけたローリンズ刑事は、死体が自分の娘トリシアであることを知り愕然とするのだった。一方、セイディー自身もそのカルト集団に拉致され、彼らの正体が生血を吸うヴァンパイアであることを知る。しかし、抵抗も虚しく惨殺されゴミ捨て場にうち捨てられたセイディー。その後ヴァンパイアとして生まれ変わったセイディーは、彼らへの復讐を決意する。やがて彼女は、娘を奪われ怒りに震えるローリンズ刑事と手を組み、悲壮な決意を胸にヴァンパイア狩りへと向かうのだったが…。  

謎のヴァンパイア集団に殺され、自らもヴァンパイアとなってしまったヒロインが、生血を欲する自分への嫌悪と罪悪感を抱えながら復讐に突き進む姿をハードかつクールに描き出すヴァンパイア・ホラー。  

ヴァンパイアに無残にも惨殺されたセイディの復讐劇と娘をヴァンパイアに惨殺されたローリンズ刑事の親子愛も巧くミックスしようとして失敗した映画でした。
どうせなら復讐劇ならとことん復讐するような映画にした方が良かったと思います。
この映画では刑事と娘の確執なども中途半端に描かれていて、この親子のシーンは必要性を感じなかったです。

それとヴァンパイア軍団なんですが、人間を狩ってる時は凶暴で強そうなんですが、復讐される側になるとメチャクチャ弱かったです。
まぁ~ルーシー・リューが強くなりすぎたって言い方も出来るけど、あれだけ惨たらしい殺され方をしたんやから復讐も同じぐらい惨たらしくないと満足出来ないです。
結局ちょっと手こずらせたのはリーダー格のヴァンパイアだけですからね。
最初の40分ぐらいでほとんど復讐が終わりかけてしまうから、この後の1時間近くはどうなるのかなって思ってたら案の上ダラダラと展開されてました。

この映画を観ていて収穫って思えたのは、あのマリリン・マンソンが素顔でこの映画に出演してる事。
物語の後半で登場するバーのバーテンダーが彼なんですが、チェックしてないと絶対に分からないと思いますよ。
観る時は是非ともバーテンダーに注目を。

全体的に生温い復讐劇になってしまったのが残念でした。
もう続編はいらないですよ。

評価わからんわからん(2.4)





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最終更新日  2008年05月22日 23時28分05秒
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