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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
2004年 アメリカ スカーレット・ヨハンソン ジョン・トラボルタ ガブリエル・マクト デボラ・カーラ・アンガー ストーリーは、家を飛び出しフロリダで怠惰な生活を送っていたパーシーのもとに、母が他界したとの報せが届く。久々にニューオーリンズの実家に戻った彼女だったが、そこには見知らぬ2人の男がいた。ひとりは元大学文学部教授のボビー・ロングという初老の男。そしてもうひとりは、彼を慕う作家志望の青年ローソン。2人は母の友人で、この家は3人に遺されたものだと主張して、家から出ようとしなかった。パーシーは渋々彼らとの同居を受け入れるが、皮肉屋のボビーとはまるで反りが合わない。それでも次第に3人の間には奇妙な絆が芽生え始め、同時に自分の知らなかった母の深い愛情に気づかされていくパーシーだったが…。 長年会っていなかった母の訃報を受けて帰郷した少女が、実家に住み着いていた母の友人の2人の男との奇妙な共同生活を通して心を解きほぐしていく姿を描く感動ストーリー。 2時間の映画なんですが特に意外性があるわけでもなく物語は淡々と進んでいきます。 主要人物3人の心の葛藤などがもう少し深く描かれていたらもっと感情移入出来たと思うけど、表面上だけの描き方っぽく感じたので観終わった後にオススメって思えなかったです。 心には残る映画ではあるけどそれ以上ではないんですよね。 スローライフを満喫してるボビーとローソンの2人と同じような生活がしたいって思う人には、この映画のテンポがしっくりくるかな。 仕事もせずに庭先に昼間から酒を煽りギター片手に歌をうたってるような生活です(笑)。 トラボルタ演じるボビーは著名な文学人の言葉を引用するのですが、アメリカ人ってこういう難しい言葉を引用するのが好きですね。 個人的に思ったけど、自分の気持ちを伝えたい時に人の言葉を使うより自分の言葉を使った方がいいと思います。 この映画のボビーはすぐに他人の言葉で語りだすのですが、気持ちがこもってないように感じてしまいます。 ここらへんがアメリカ人と日本人の違いかな(笑)。 あつぼうがもっと文学に精通していて、この言葉の意味を理解出来てたらもっと楽しめた映画です。 ニューオリンズが舞台の映画なんですが、この映画が公開された一年後にハリケーン・カトリーナが上陸し壊滅的な被害をうけました。 壊滅後のニューオリンズはニュースなどでよく観たけど、この映画を観るとカトリーナの被害をうける前の美しい景色がたくさん観れますよ。 いったいこの美しい景色がどれぐらい残ってるのか凄く気になりました。 この映画ではスカーレット・ヨハンセンの評価が凄く高いのですが、あつぼうはジョン・トラボルタが一番良かったですよ。 髪の毛が白髪で酒浸りでいかにも不健康そうなボビーを演じてました。 ダンスシーンはさすがトラボルタって思えるぐらい巧いし、歌もメチャクチャ巧いです。 喜怒哀楽が目元だけで表現できる凄い人やって改めて思いました。 評価(3.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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