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2008年05月27日
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カテゴリ:アメリカ映画


2007年   アメリカ  
ジム・キャリー  バージニア・マドセン  ダニー・ヒューストン  

ストーリーは、動物管理局に勤める平凡な男、ウォルター・スパロウ。誕生日である2月3日、彼は妻アガサから“ナンバー23”という殺人ミステリーの本をプレゼントされる。その小説には、まるでウォルターそのものと思える主人公が登場し、“23”という数字が持つ奇妙な謎に取り憑かれて人生を狂わし、破滅へと向かう姿が描かれていた。やがてウォルターは、自分に関係するあらゆる情報も“23”に符合している事実に愕然とし、自分も物語の主人公と同じ運命を辿るという強迫観念に囚われてしまうのだったが…。

様々な出来事には23という数字が関わってるという期待を煽るようなオープニングやったんですが、どうもその後の展開がイマイチでした。
23という数字にとりつかれていくけど、そこまでこじつけたら23になるやろうって思うぐらい強引にこじつけていきます。
32になったら逆から読んだり、いきなり4で割ったりと凄いこじつけの連発でした。
でも精神的に追いつめられた人って陰謀説などを訴えたりするけど、この映画の主人公も23という数字に追いつめられてたから強引でもいいのかも。

主人公が壁を使って計算し23を導き出してるけど、しまいには体にまでペンで書き始めます。
体中に数式を書きまくってる姿は異様やったけど、これって【メメント】のパクリって思いましたよ。
このようにこの映画には、どこかで観たようなシーンがたくさんあるんですよ。
だから新鮮さもないしミステリーとしても二流でした。
一番最悪やったのが、ラストのオチもどこかで観た映画と一緒やんって思ったところです。

現実の世界と小説の世界の話が平行して進んでいくので少しややこしいところがありました。
どちらの主人公もジム・キャリーが演じてるからややこしいんですよね。
せめて小説の方は違う人が演じてた方が区別しやすかったのに。

ジム・キャリーのシリアスな演技も話題なんですが、たしかこの映画でラジー賞にノミネートされてましたよね。
ノミネートされるほど下手くそな演技ではなかったけど、微妙な違和感があったのは確かです。
シリアスに演じてても、ふとした瞬間にいつものジム・キャリーの顔になってる時がありました。
そうそう彼の妻役のバージニア・マドセンは大好きです(笑)。

まぁ~観終わったら自分の周りに23という数字がないか探してしまうかも。
ちなみにあつぼうは探したけど数学が苦手やから発見出来なかったです。

評価しょんぼりしょんぼり(2.5)





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最終更新日  2008年05月28日 09時42分30秒
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