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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
2007年 アメリカ ダニエル・ハンセン ウェズリー・シンガーマン ニコール・サリヴァン ストーリーは、発明家を夢見るひとりぼっちの少年ルイスは、幼い頃に母と別れ、家族の記憶を持たずに生きてきた。彼は母親を探し出すため、忘れてしまった記憶を取り戻す画期的な装置“メモリー・スキャナー”を発明する。しかし、その発明品を山高帽の男に奪われてしまう。そんな時、ルイスは未来からやって来た少年ウィルバーと出会い、彼と一緒に未来の世界へと旅立つ。彼はそこで、ウィルバーの楽しい大家族と幸せなひとときを過ごす。しかし、その理想の未来世界が、あの山高帽の男によって変えられようとしていた。そして、それを阻止する鍵は、ルイスの過去に隠されていたのだった…。 ディズニーが制作したハートフルSFファンタジー・アニメーション。 って事なんですが、内容がかなり大人向けになってました。 過去を変える事によって未来が変化するって大人なら分かるけど5歳の子供には説明するのも難しかったです。 ディズニー=ピクサーってイメージがあったけどこの映画にはジョン・ラセターが製作総指揮として少しだけ関わってただけなんですね。 だから内容が少しシビアになったのかな。 何か理由があって自分を捨てた母親を見つけたいってルイスの気持ちは凄く理解出来ますよ。 彼の凄いところはその気持ちをバネに発明品を生み出していく事。 メモリー・スキャナーを開発し、母親と別れた瞬間の記憶を呼び覚まそうとするけど、山高帽の男に強奪されます。 この山高帽の男などの正体やオープニングの時のちょっとした音など、未来でルイスが知る様々な出来事の布石が現代のシーンには散りばめられてるので集中して観た方がいいですよ。 この布石の使い方などは、さすがディズニーって思わせるぐらい巧かったです。 未来や過去に自由に行き来できるタイムマシンって夢の装置ですよね。 でも本当にタイムマシンが出来たら悪用する人間が増えて現代社会の脅威になりそうです。 人生は一度やからこそ良いもので、何度もやり直しがきく人生って便利やけどなんか微妙な感じです。 理論的にはタイムマシンって作る事が出来るらしいのですが、たぶんあつぼうの生きてる間には出来る事はないかな。 未来から来たウィルバーの家族が個性的で面白かったです。 評価(3.4) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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