|
テーマ:DVD映画鑑賞(14214)
カテゴリ:アメリカ映画
2007年 アメリカ シャイア・ラブーフ キャリー=アン・モス デヴィッド・モース サラ・ローマー ストーリーは、父親を交通事故で亡くして以来、自暴自棄になっていたケールは学校で教師を殴る事件を起こしてしまう。そして裁判所から3ヶ月間の自宅軟禁処分を言い渡され、行動範囲の半径30メートルを越えると警察へ通報される監視システムを足首に取り付けられる羽目に。こうして暇を持て余し、ある時ふと近所の覗き見を始めたケールは、やがて親友のロニーと隣に引っ越してきたアシュリーも交え、ますます覗き見にはまっていく。そんなある日、血まみれのゴミ袋を引きずる人影を目にするケール。また同じ頃、巷では赤毛の女性ばかりが次々と行方不明になる事件が頻発していた。裏手に住む挙動不審な男ターナーが容疑者と睨んだケールたちは、彼を焦点に覗きを続けていくのだが…。 この映画のポイントは足首につけられた監視システムです。 半径30メートルという決められて範囲を出る事が出来ないのがスリリングで良かったです。 この30メートルの範囲は家の中と庭の一部って事なんで、どんどんストレスが溜まってきます。 子供にイタズラされてもこの30メートルを越えられないのでイライラするでしょうね。 そのイライラは最後に仕返しするんですけどね(笑)。 さらに母親にネットやケーブルテレビを解約されるしテレビのアンテナはハサミで切られるし娯楽を全て取り除かれてしまいます。 反省させる意味もこめてなんでしょうが、育ち盛りの高校生は軟禁してるのと同じですからね。 そりゃ暇で覗きもしたくなるってものです(笑)。 隣にはアシュリーという美人の女の子も引っ越してきて覗きも楽しくなります。 このアシュリー、大きな窓の前でカーテンも閉めずに着替えたりしてケールでなくても近所の人に見て下さいってサービスしてるようでした。 近所の人を監視してる時にターナーの不審な行動を目撃して彼を連続殺人犯ではないかって思うようになります。 このターナーを演じたデヴィッド・モースはこの役は彼しかいないと監督が最初から決めてたらしいです。 観終わった時にはあつぼうも彼しかいてないって思うぐらいデヴィッド・モースの演技にハマってました。 いつも脇役で好演するけど、この映画でも彼が善人なのか悪人なのか判断が出来ないような演技をしてました。 その演技のおかげで最後まで緊張感が保てたと思います。 冒頭のシーンで父と子の会話や事故のシーンなどがあるんですが、伏線としてもっと後半に登場してくるのかなって思ったけどそうではなかったです。 ケールの心の傷って程度の扱いになってしまったのが残念です。 それほどこの冒頭のシーンが良かったんですけどね。 それほど期待してなかっただけに観終わった後の満足度は高かったです。 色んなジャンルをミックスしたような映画やったけど楽しかったです。 アメリカで大ヒットしたのはシャイア・ラブーフの人気のおかげかなって思ってたけど、それだけではなかったですよ。 評価(3.7) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アメリカ映画] カテゴリの最新記事
|
|