|
テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
2007年 アメリカ ジェイミー・フォックス ジェニファー・ガーナー クリス・クーパー ストーリーは、ある日、サウジアラビアにある石油会社の外国人居住区で自爆テロ事件が発生。死傷者は300人以上にのぼり、犠牲者の中にはFBI捜査官も含まれていた。その首謀者がアルカイダと関係のあるアブ・ハムザと推察したFBI捜査官フルーリーは現地捜査を志願。しかし、穏便な解決を望む両国外交筋とサウジ政府の拒否によって却下されてしまう。するとフルーリーは独自の手段で駐米サウジ大使に直接要求、捜査期間を5日間、そして常にサウジ警察が同行するという条件で許可されるのだった。こうして、法医学調査官のメイズ、爆発物専門家のサイクス、情報分析官のレビットと共にサウジに降り立つフルーリー。そこで彼らは、事件現場の凄惨さを目の当たりにする…。 1996年に、米国人も犠牲になったサウジアラビアでのホバル・タワー爆破事件をヒントに、サウジで起きた自爆テロによって仲間を失ったFBIの精鋭たちが現地に乗り込み、サウジの捜査当局との摩擦を乗り越えテロ首謀者を追い詰めていく壮絶な闘いをスリリングに描く。 あの世界同時多発テロ以降、映画の世界でも対テロ組織って構図が出来上がってますね。 正直この映画を観て思ったけど自爆テロって防ぎようがないですよ。 どれだけ警戒してても救急車に爆弾を積んで突っ込んできたり、道端でいきなり爆破したりと無差別すぎてどうやって防ぐのか分からないです。 唯一の解決作がテロ組織を壊滅する事なのかな。 イスラム教の人全てが自爆テロをするわけではなく、ごく一部の過激な組織がおこなってるんですよね。 この映画の冒頭のテロシーンはリアルで恐怖感が伝わってきましたよ。 外国人居住区に住んでる人達は守られてるから安全っていう意識を吹っ飛ばすような出来事やったけど、この映画のやり方なら外国人居住区でテロを起こす事も可能やと思いました。 サウジとアメリカの微妙な関係もこの映画をリアルにしてましたよ。 サウジ王室とアメリカの関係をよく思わない過激派って実在してるから、こういう事件が起こっても不思議ではないです。 映画の中でコーランを読み上げて首を斬り落とそうとするシーンがあったけど、一時期イラクで人質になった人達が同じような感じで殺されたりしていたから、このシーンはちょっと悲しくなりました。 コーランの内容は字幕になったなかったから何を言ってるのか分からなかったけど、こういう残虐な行為は許されるものではないですね。 主人公達はFBI捜査官なんですが、やたらと戦闘能力が高いです。 法医学調査官などもガンガン銃をぶっ放して敵を倒していくのは痛快ですが、ちょっと疑問に思いましたよ。 たぶん実戦経験もないはずやのに、いきなりの戦場でこの戦闘能力は凄すぎます。 まぁ~この戦闘能力がないと映画は成立しないんですけどね。 復讐は連鎖していき、いつになったら終わりがくるんでしょうね。 評価(3.9) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アメリカ映画] カテゴリの最新記事
|
|