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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
2006年 アメリカ ウィル・フェレル エマ・トンプソン マギー・ギレンホール ダスティン・ホフマン クイーン・ラティファ ストーリーは、国税庁の会計検査官ハロルド・クリックは、規則正しく単調な毎日を送る平凡な男。ところがある朝、彼の頭にナレーションのような女性の声が聞こえる。それは断続的に聞こえるようになり、文学的な表現でハロルドの行動を的確に描写していく。どこかで自分を主人公にした小説が書かれていると疑い始めたハロルドは、“このささいな行為が死を招こうとは、彼は知るよしもなかった”という信じがたいフレーズを聞いてしまう。困惑した彼は、文学を専門とするヒルバート教授に相談してみることに。そんな中、国防費に抗議して税金の一部を滞納し続ける勝ち気なパン屋の女店主アナに心惹かれていくハロルドだったが…。 自分の人生が人気作家によって執筆中の物語に左右されていることを知ったらどうします? まずあり得ない事やけど、自分の死までもが作家の気分次第って恐いですよね。 ハロルドの世界と作家の世界があると思って見てたけど、この2人は一緒の世界に住んでいるって設定が面白くもあり矛盾を感じるところでもありました。 でもこの矛盾点を素直に受け入れる事が出来たらこの映画はかなり面白く感じると思いますよ。 頭の中にナレーションの声が聞こえてくるって人に相談しても、ちょっと精神的な病気かなって思われのがオチですよね。 ハロルドに必死に説明されても、誰もが信じれない話で近づきたくなくなるのが現実です。 そんな彼の話を疑いながらも聞いてくれるダスティン・ホフマン演じるヒルバート教授。 彼に物語は悲劇は死で終わり、喜劇は結婚で終わると言われたハロルドは自分の人生がどちらなのかチェックしていきます。 でも誰が見ても悲劇タイプのハロルド。 彼の人生を喜劇に変えれる可能性があるのはパン屋の女店主アナ。 右肩に入れ墨を入れて活発な彼女は国税庁の会計検査官(IRS)が大嫌い。 まぁ~誰からも嫌われる職業ですけどね(笑)。 自分の人生を見つめなおすと決めたハロルドは彼女にアタックしていくけど、いつもコメディ色の強いウィル・フェレルがラブ・コメを演じてるのも必見かも。 スランプの小説家を演じたエマ・トンプソンの演技が素晴らしかったです。 徹底した役作りをしてるし小説家の神経質な雰囲気が伝わってきました。 吸ってるタバコを唾の吐いたティッシュで消すシーンはちょっと嫌でしたけどね。 この映画を見てると自分の人生で決められた寿命があるとして、最後に後悔だけはしたくないって思いました。 死は突然やってくる可能性もあるから本当に一日一日が大切ですよ。 評価(3.4) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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