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カテゴリ:海外文庫
文庫 448ページ 出版社 ランダムハウス講談社 発売日 2007/3/31 コーヒーを語る紳士。 その正体は天使?それとも悪魔? 芳ばしい香り漂うミステリ 泡立ちミルクのふわっふわカプチーノ。 至福の香りの陰に、事件の予感。 肌寒い秋は、恋と温かいコーヒーの季節---- 新しい出会いを求める一人娘を案じ、クレアは苦手なお見合いパーティに同席することに。 ところが、恋に落ちたのは娘ではなくクレアのほう。 そのお相手は知的で、コーヒー好きな紳士。 けれども彼には連続殺人事件の容疑がかかってていることを知り・・・・・・!? 老舗店が誇る、ふわふわの泡立ちカプチーノ。 至福の香りとともに、ひと味違う名推理と、ほろ苦い恋の行方を描くシリーズ第2弾! コクと深みの名推理シリーズ弟2弾です。 読んでるとコーヒーが飲みたくなるシリーズなんですが、コーヒーの入れ方講座や、ディナーの作り方などが載ってるのが嬉しいです。 ここまでコーヒーに凝ってはないけど美味しいコーヒーの入れ方は勉強になります。 前作でこのシリーズのファンになったのですが、続編の本作もメチャクチャ面白かったです。 今作ではクィン警部補の家庭事情や、マテオとクレアの出会いのエピソードなどもあり、サイドストーリーだけでも十分に楽しめるようになってました。 クィン警部補やマテオ、そしてブルースとクレアを取り巻く恋愛事情は複雑になっていくけど、それぞれがヤキモチを焼くのが凄く面白かったです。 そうそうマテオが危なっかしいクレアに手をかして事件を捜査していくけど、この2人って凄く息のあってるコンビです。 離婚しても心のどこかではお互いを信頼してるんでしょうね。 あまりにも面白いのですぐにでも3作目を読みたいと思います。 評価(満点) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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