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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:邦画
2007年 日本 城田優 木村了 北川景子 小柳友 伴都美子 高岡蒼甫 パパイヤ鈴木 谷中敦 豊原功補 近藤芳正 松尾スズキ 細川茂樹 伊原剛志 ストーリーは、アキ率いる6人組の若者グループ“ギルティ”。渋谷を仕切る彼らは、毎週木曜日にブラピの「ファイト・クラブ」よろしくファイトパーティーなるものを開催して金を稼いでいた。そんなある日、メンバーの2人がもめ事を起こした上に怪しげなボストンバッグを盗んできてしまう。案の定、中には数え切れないほどの札束が入っていた。それは、プロの強盗団が、関西ヤクザの経営するカジノから強奪した金だった。こうして、いつの間にか裏社会で繰り広げられるバッグ争奪戦に巻き込まれてしまったアキたちだったが…。 【ワイルド・ソウル】の垣根涼介の同名ミステリーを映画化した群像サスペンス・コメディ。 当然の事ながら、あつぼうは原作を読んでないけど、かなり楽しめた映画でした。 ひょんなことからワケありの大金を手にしてしまった若者グループが、それを狙う強盗集団やヤクザを相手に賢く立ち回る姿が面白いし、この強盗やヤクザのキャラが濃くて良かったですよ。 金は天下のまわりものって言われるけど、この映画でもお金が次から次へと移動していって知らず知らずの間に大金を持ってたりするんですよ。 その過程が巧く描かれていて、登場人物が勘違いしまくって金を持ってる人間を探してるのが笑えます。 途中で登場するパパイヤ鈴木扮するブラジルマフィアがいい味出してるんですが、パパイヤ鈴木が普通に南米系に見えたのが不思議でした。 ラストに向かっていっぱい伏線を張るんですが、一度動きだしたらもう止まらないって思うぐらいノンストップで目が離せなかったですよ。 点で繋がってる登場人物が最後には一つの線となり、見事なぐらい絡み合うので凄いなぁって思いました。 伏線が一つも無駄にされてないんですよね。 主人公のアキを演じた城田優って演技はイマイチやけど雰囲気のある俳優ですね。 まだまだこれからの人やけど違う映画も観たいって思いました。 個人的には強盗役の細川茂樹と伊原剛志が渋くてカッコ良かったです。 女性陣は北川景子と伴都美子の美人が揃ってるしイケメン俳優が登場するし、ビジュアル的にも楽しめる映画でした。 評価(4.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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