|
テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:イギリス映画
2006年 イギリス/アメリカ スカーレット・ヨハンソン ヒュー・ジャックマン ウディ・アレン ストーリーは、ブルックリン生まれのサンドラは、ジャーナリスト志望の野心あふれる女子大生。休暇でロンドン滞在中の彼女はある日、観賞していたマジックショーで老マジシャン、シドに指名され、人が消える箱“チャイニーズ・ボックス”に入れられる。彼女はその中で、なんと3日前に急死した敏腕新聞記者ストロンベルの幽霊と遭遇、彼からロンドンを震撼させている“タロットカード殺人事件”の真犯人を耳打ちされる。その名は、ハンサムな英国貴族ピーター・ライモン。世紀のスクープにやる気満々のサンドラは、同じブルックリン出身だというシドと手を組み、父娘になりすましてロンドン上流階級に潜入、ピーターへの接近を試みるが…。 この映画を観てやっぱりウディ・アレンの映画ってオシャレで面白いって思いましたよ。 最近では、すぐにCGに頼ったり派手な演出で観客を魅了する映画が多いけど、ウディ・アレンの映画って雰囲気で観客を魅了しますよね。 彼の映画って独特の雰囲気があるから好き嫌いがハッキリするけど、この映画は誰にでも分かりやすくライトな感覚で仕上がってました。 突然目の前に幽霊が現れて大富豪で貴族のピーターが犯人やって言われてスクープって思い行動を開始するのが凄く軽くて笑ってしましました。 だいたいこの幽霊も自分の思いを伝えたいために死神の目を盗みながら会いにきてるのが面白いです。 死後の世界の描き方もウディ・アレン独特の世界観がありました。 どうみても上流階級出身とは思えないウディ・アレンのコミカルなセリフがかなりツボにはまりました。 三流手品師って設定なんで、上流階級のパーティでもマジックを見せて自己満足をしてるんですよ。 なんかもうかなりの年やけど、ウディ・アレンが可愛くさえ思えましたよ(笑)。 そんな彼とピッタリと息が合ってたスカーレット・ヨハンソン。 前作に続き2作連続でヒロインに抜擢されてるって事はウディ・アレンのお気に入りなんでしょうね。 この映画も彼女のために脚本を書いたって言うぐらいなんで、凄く息が合っていて2人の漫才のような会話も楽しめますよ。 連続殺人犯と疑われるヒュー・ジャックマンも良かったですよ。 ミュータントを演じるよりも人間を演じてる彼が好きです(笑)。 邦題には殺人事件ってついてるけど、死体が出てくるわけでもなく謎解きにヒネリがあるわけでもないのでミステリーとしては期待しない方がいいですよ。 これは登場人物の会話を楽しむ映画かも。 評価(3.8) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[イギリス映画] カテゴリの最新記事
|
|