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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
2007年 アメリカ ニコール・キッドマン ダニエル・クレイグ ジェレミー・ノーザム ジェフリー・ライト ストーリーは、ある日、スペースシャトルが原因不明の事故で地球に墜落。その残骸の中には、謎の生命体が付着していた。やがて間もなく、感情を失ったように人間の行動を変質させる謎の伝染病が発生する。そんな中、精神分析医のキャロルは、友人の医師ベンと共に、この病原体が地球上のものではないことを突き止める。そして分析の結果、そのウィルスは人体に進入し潜伏すると、睡眠中に遺伝子を書き換え、人間ではない何かに変えてしまうものだと判明する。さらに、最愛の息子オリバーがウィルスの拡大を阻止する鍵を握っていることも分かるが、元夫に預けていたオリバーの行方は分からなくなってしまっていた…。 ジャック・フィニイのSF古典小説『盗まれた街』から4度目の映画化。 スペースシャトルが地球に戻ってくる時に謎の生命体が付着するって事は実際には可能性があるのかなって真剣に考えてしまいました。 宇宙には人間の想像をこえた何かがあると思うけど、地球には存在しないウィルスを持って帰ってくる危険があるのか知りたいものです。 未知のウィルスに感染すると感情がなくなり、ただ生きてるだけの人間になってしまいます。 でも感情がなくなった事によって戦争がなくなったり犯罪がなくなったりするのが皮肉やなって思いました。 感染してない人間に感染者が「こっちの世界にくると犯罪や戦争に怯える事なく暮らせる」って甘い誘い文句を言うけど、それって生きてるって実感まで奪われるので人形と変わらないですよね。 眠ってしまうと発病してしまう恐ろしいウィルスなので、あの手この手で眠らなくする必要があります。 薬に頼っても人間の体は限界がきますよね。 誰もが経験してると思うけど眠気が襲ってきたら抵抗するのが難しいですよね。 その気持ちが分かるだけに、映画の中で眠ったらあかんって分かってても眠りに落ちていくシーンは仕方ないって思いました。 最近この手の映画を観て思うのが、必ずこのウィルスの抗体を持ってる人間が存在するんですよ。 先日観た【28週後】でも抗体を持ってる人間がいたけど、この抗体を持ってる人間がいてなかったらラストは全滅ってパターンしかないですからね。 これから未知のウィルスが登場した時に、これぐらい簡単に抗体を持ってる人間を発見出来たらいいんですけどね。 ニコール・キッドマンが感情を消してしまって感染者に扮するシーンは、本当に巧かったですよ。 一瞬で顔から感情が消えてしまうのが凄いです。 さすが大物女優だけあります。 逆にダニエル・クレイグなんですが、別に彼でなくても良かったなって思うぐらいのレベルでした。 評価(3.4) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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