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テーマ:DVD映画鑑賞(14213)
カテゴリ:邦画
2007年 日本 吉岡秀隆 堤真一 小雪 堀北真希 もたいまさこ 薬師丸ひろ子 須賀健太 三浦友和 ストーリーは、昭和34年の春、日本は東京オリンピックの開催が決定し、高度経済成長時代を迎えようとしていた。そんな中、東京下町の夕日町三丁目では、茶川が黙って去って行ったヒロミを想い続けながら淳之介と暮らしていた。そこへある日、淳之介の実父である川渕が再び息子を連れ戻しにやって来る。そして、人並みの暮らしをさせることを条件に改めて淳之介を預かった茶川は、安定した生活と共にヒロミへ一人前の自分を見せられるよう、一度はあきらめていた“芥川賞受賞”の夢に向かって執筆を始めるのだった。一方、経営が軌道に乗り始めていた鈴木オートでは、事業に失敗してしまった親戚の娘・美加をしばらく預かることになるのだが…。 前作はあつぼうのが2006年に観た映画の中で見事第2位に輝いた名作です。 ちなみにこの時の第一位は【マザー・テレサ】。でもこの2作は甲乙つけがたいぐらい良かったです。 その続編を遂に観る事が出来たのですが、結論から言うと現時点で2008年第一位の映画になりました。 この映画は寅さんや釣りバカ日誌シリーズのように毎年公開してくれたら凄く嬉しいですよ。 今のところこれ以上の続編の計画はないみたいやけど、まだまだ観たいって思える映画です。 とにかく古き良き時代昭和の匂いが全体に漂っていて、この時代にはまだ生まれていないあつぼうやけど懐かしさを感じました。 今ほど便利ではないぶん、人と人との繋がりがあって近所が一つの家族みたいになってるのがいいですね。 今の世の中では考えれない幸せな空間です。 オープニングでゴジラが登場してくるから間違ったDVDをレンタルしたかなって勘違いしましたよ。 おもっきり意表を疲れたオープニングやけど、その勢いのまま続編に突入するのでこのオープニングは正解やったかな。 前作ではテレビや冷蔵庫やシュークリームが当時の流行アイテムとして登場してたけど、今作ではローラーで脱水する洗濯機がインパクトありました。 今は全自動で楽々洗濯が出来るけど、昔は手間と時間が必要やったんですね。 東京タワーの上からみる昭和30年代の町並みって懐かしい雰囲気がありました。 さらにそこから眺める夕日がキレイで心があらわれるようでしたよ。 前作の出演者が今作でも総出演してるので、さらに感情移入しやすくなりましたよ。 特に吉岡秀隆と堤真一の漫才のような会話が前作以上にパワーアップしていて楽しかったです。 これだけ豪華キャストの中でも、あつぼうが一番好きなキャラは掘北真希演じる六ちゃん。 訛り全開で喋る姿が凄く可愛くてファンになってしまいました(笑)。 評価(満点) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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