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2008年07月24日
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カテゴリ:邦画



2007年  日本  
松山ケンイチ  みつき  西山茉希  永作博美  山崎努  池内博之  坂井真紀  

ストーリーは、沖縄美ら海水族館に新任獣医としてやってきた青年、植村一也。海獣課に配属され、館長や先輩飼育員に鍛えられながら少しずつイルカのことを理解していく。そんなある日、水族館の人気者、イルカのフジの尾びれが壊死し始めていることが判明する。一也はじめ飼育員たちの懸命の治療も虚しく、原因不明の壊死は止まらず、尾びれの切除が行われる。一命は取り留めたものの、泳げなくなってしまったフジ。何とかしてフジをもう一度泳がせてやりたいと考えた一也は、タイヤメーカーのブリヂストンに、フジの人工尾びれを作ってほしいと相談を持ちかける。  

沖縄美ら海水族館のバンドウイルカをめぐる奇跡の実話を映画化した感動ドラマ。

人間でいうところの義足になるような人工尾びれ。
イルカにとって尾びれが壊死してしまうのは、泳ぐ楽しさも奪われ水に浮いてるような状態が続くのが辛そうでした。
あの曲芸をみてるだけでイルカの知能の高さが分かるけど、それやからこそ尾びれが壊死した自分のこれからを悲観的に考えてたのかも知れないです。
イルカというのは人工的な物を体に装着するのを極端に嫌うらしいのですが、それでもこの企画にチャレンジした水族館のスタッフやブリヂストンの関係者の姿勢は評価出来ます。
最初のこの企画を持ちかけられたブリヂストン側も驚いたでしょうね。
タイヤメーカーがイルカの人工尾びれを制作するって前代未聞やし、全く違う分野へのチャレンジやから反対意見もあったと思います。
今となればこの話が映画化されてブリヂストンには素晴らしい宣伝になりましたね。

水族館の人達がフジのためにって気持ちが前面に出ていて良かったです。
この水族館にとってフジの存在って凄く大きいんでしょうね。
イルカって表情が豊かでこっちに何かを話しかけてるような錯覚をおこします。
もう一度自分の力で泳いでみたいって語ってそうで観ているこっちも心から応援してました。
松山ケンイチや他の出演者の人達の演技も素晴らしいけど、イルカの愛らしさに負けたかな。

一度沖縄まで行ってこの水族館でフジを観たくなった映画でした。

評価熱帯魚熱帯魚熱帯魚熱帯魚(3.6)





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最終更新日  2008年07月24日 23時07分37秒
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