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テーマ:DVD映画鑑賞(14214)
カテゴリ:アメリカ映画
2006年 アメリカ ニコラス・ケイジ エレン・バースティン ケイト・ビーハン リリー・ソビエスキー ストーリーは、ある日、白バイ警官のメイラスのもとに、8年前に突然失踪した婚約者ウィローから手紙が届く。そこには、故郷の島“サマーズアイル”に戻りそこで産んだ娘ローワンが突然行方不明になってしまったので助けてほしいと書かれていた。さっそく、外界から完全に孤立したサマーズアイル島へ単身乗り込むメイラス。その島は個人の私有地で、シスター・サマーズアイルを頂点に、女たちが島全体を支配する奇妙な閉鎖的共同体を築いていた。島民はみな、よそ者のメイラスを拒絶し、ローワンの捜索は難航を極めるが…。 2作続けてニコラス・ケイジの映画です。 2006年のゴールデン・ラズベリー賞の最低作品賞にノミネートされていた本作。 やっぱりラジー賞の候補になるだけあって面白くなかったです。 あのイギリス映画のカルト的名作【ウィッカーマン】のリメイクやけど、オリジナルの良さが少しも引き継がれてなかったのが残念。 行方不明になった娘を探すのがメインなんですが、ダラダラと捜査をしてるので危機感が全くないんですよ。 この島では捜査特権がないとはいえ、それでも本当に娘の事が心配ならもっと無茶をするはずです。 外の世界とは隔離されてる島って閉鎖的で独特の風習を持ってますよね。 この映画の島でも独特の風習があってそれが捜査の邪魔をします。 でもどこかで観たような風習ばかりで新鮮味もないし、先が読めてしまいます。 宗教などでもそうやけど一度正しいと思ってしまうと、その物事を違う角度から観れなくなってしまう部分がありますよね。 この島民達はまさしくそうなんですよ。 ところどころで幻想のようなシーンも入ってきて何が現実で何が幻想なのか分からなくなります。 動物の被り物など古臭いような手法で恐怖心を煽ってくるけど全然怖くなかったですよ。 さんざん引っ張っといてこのエンディングはないですよ・・・・。 後味も悪いし最低です。でも別エンディングはさらに最低ですよ(笑)。 ラストシーンにジェームズ・フランコがチラッと登場してくるけど、あの笑顔は健在でした。 ニコラス・ケイジやリリー・ソビエスキーなど出演者は豪華やけど、ほんまそれだけの映画になってしまいました。 なんでもかんでもリメイクするからこういう駄作が生まれるんでしょうね。 評価(1.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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