|
テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:ドイツ映画
2007年 ドイツ/イギリス 海洋ドキュメンタリー映画「ディープ・ブルー」を大ヒットさせた英国BBCが、今度は対象を地球全体に広げ、再び徹底的に映像重視のコンセプトで大自然の驚異を捉えたネイチャー・ドキュメンタリー。日本でも2006年にNHKで全11集の大型企画として放映され大きな話題を集めたドキュメンタリー番組「プラネットアース」の膨大な映像素材を元に、地球環境問題の視点も盛り込みつつ選りすぐりの映像を集めて劇場用として再構成。5年もの歳月と莫大な予算を投じ、最新の撮影機材・映像技術を駆使して撮り上げられた神秘に満ちた大自然の景観と、野生生物が繰り広げる生と死のドラマの決定的瞬間を捉えた未だかつてない映像の数々が、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の荘厳な音楽に乗せて映し出されていく。 最近、この手のドキュメンタリーってテレビの枠をこえて劇場公開されてますよね。 今まで何本か観てきたけど、自然の美しさと残酷さを知ることが出来て良かったと思ってます。 この【アース】なんですが、地球全体をテーマにしてるけど今まで観てきたドキュメンタリー番組の映像を使いまわしてるって気がしました。 たしかにこの映像を映画館の大画面で観たら迫力もあるしベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽も大音量で聞いたら引き込まれそうです。 でも何か目新しい映像があるわけでもなく、地球が温暖化によって変化していってる事を映像によって伝えてるけど、地球規模の映像になるとその焦点がぼやけてしまってるような感じがしました。 どうせなら温暖化で絶滅しそうな動物に焦点をあてるなどしてたら、もっと温暖化について考えさせられる映画になったのかも。 動物などを凄く角度でとらえてる映像などもあるのですが、いったいどうやって撮ったのか不思議でした。 暗闇でライオンが集団で象を襲うシーンなどは、飢えたライオンをカメラで追い続けてるんやからカメラマンも危険ですよね。 何か特殊な方法で撮ったと思うけど、まるで自分がその場にいてるような錯覚をおこすような映像なんですよ。 そう思うような映像がたくさんあるので、どうやって撮ったのかずっと気になってました(笑)。 地球は年々傷んできてて一刻も早い修復が必要なんですが、アメリカや中国が自国の利益だけしか考えてないから温暖化対策もまとまらないですよね。 こういうドキュメンタリーこそアメリカや中国の人達が観るべきですよ。 評価(3.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ドイツ映画] カテゴリの最新記事
|
|