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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:邦画
2007年 日本 瑛太 田中麗奈 玉山鉄二 青木崇高 佐藤江梨子 羽住英一郎 ストーリーは、寂れた町営スキー場で働く城山銀、小嶋祐治、神沼次郎の“雪猿”3人組は、個人レッスンからスキーの整備さらには駅への送迎まで“雪山の何でも屋”として商売する一方、賭けスキーやスキー場での当たり屋を演じるなど傍若無人に振る舞い、周囲の頭を悩ませていた。そんなある日、このスキー場で執り行われる結婚式を3日後に控えた花嫁・綾瀬七海が東京からやって来る。しかし、彼女はスキーが全くの初心者という有様。そんな七海と銀ら雪猿たちが偶然に出会い…。 雪山が舞台の映画をこの暑い夏に観るのは季節ハズレなんですが、冬まで楽しみに待っておくような映画でもなかったです。 内容はお決まりのパターンで、挫折した主人公が心に傷を持つ女性と出会う事で復活するってものです。 今まで何度となく観てきたこのパターンやけど、観客の受けが良いから同じ展開の映画が作られ続けるんでしょうね。 でもねやっぱり多少なりとも一つ一つの映画にオリジナリティが欲しいですよね。 この映画の場合、人の迷惑をかえりみない3人の主人公達なんですが、これだけ自分勝手な主人公達に感情移入出来る訳がなく、その時点であつぼうの気持ちは冷めてしまいました。 子供がたくさん滑ってるスキー場で危険な滑りはするなって現実的に思ってしまいました(笑)。 そしてヒロインの田中麗奈なんですが、このキャラって映画には凄く大切やろうけど、キャラの背景が薄っぺらいし、何をしたいのか全然伝わってこなかったです。 一応ヒロインやねんからもう少し丁寧に描いて欲しかったです。 冒頭のスキーのシーンは迫力があっていいんですが、もうそれで十分かな。 内容は、どこかで観たドラマの二番煎じって感じやし、これだけベタな内容やのにラストだけ捻ろうとして失敗してます。 個人的にこの映画のラストは気に入らないけど、瑛太のファンなら応援したくなるんでしょうね。 この映画で一番良かったのはコブクロの挿入歌でした(笑)。 評価(2.5) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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