|
テーマ:映画館で観た映画(8573)
カテゴリ:アメリカ映画
2008年 アメリカ ブレンダン・フレイザー ジェット・リー マリア・ベロ ジョン・ハナー ストーリーは、古代中国。自然界を操る魔力を持った皇帝は、呪術師の娘ツイ・ユアンに不死の魔術を発見させるが、皇帝に愛する人を殺された彼女は皇帝と臣下全員を呪いにかけ、陶器にしてしまうのだった。それから約2000年後の1946年、ロンドンで幸せに暮らすリックとエヴリンのオコーネル夫妻は、持ち主を不死の泉へ導くとされるブルー・ダイヤ“シャングリラの眼”を上海の博物館へ戻しに行く、という任務を外務省から託される。すると現地には、ハーバード大学に留学しているはずの息子アレックスがいた。実は彼は、2000年前の皇帝陵を発掘する大偉業を成し遂げていたのだった。しかし、一家がその皇帝のミイラを見に博物館を訪れると、中国を世界最強の国にしようと手を組んだ館長とヤン将軍が“シャングリラの眼”を奪い取り、皇帝を生き返らせてしまう…。 前2作はアクションあり、笑いありの大作で面白かったので個人的には好きなシリーズなんですが、3作目にして監督の交代、そしてヒロインのレイチェル・ワイズの降板などマイナスの変化がありました。 特にレイチェル・ワイズの降板は、このシリーズには大ダメージやったと思います。 代役のマリア・ベロも悪くはないけど、エヴリンはレイチェル・ワイズでないとダメです。 ブレイダン・フレイザーと並んでもマリア・ベロでは雰囲気も違うし、絵的にもしっくりこなかったです。 監督が交代したからなのか、凄く説明不足の映画になってるんですよ。 たしかにこういうアクション映画は勢いで押し切るというのも一つの手やけど、この映画にはその勢いがなかったです。 おもわず「なんで?」って聞きたくなるところが数回ありました。 舞台が北京オリンピックの年という事もあって中国になってるのですが、それならば【ハムナプトラ】って邦題がおかしいですよね。 前作がエジプトやからこそ、この邦題が通用したけど、中国でハムナプトラはちょっとね(笑)。 今更邦題を変更する訳にもいかずに、このまま3をつけたんやろうけど、これに懲りて安易な邦題をつけないでほしいですね。 ストーリーはともかく、CGは凄かったですよ。 軍団と軍団が闘うシーンはCGの進化を堪能出来ます。 前2作のCGにもかなり驚かされたけど、さらに進化したCGから目が離せなかったです。 悪役はジェット・リー。 最初の頃はいいんですが、蘇ってからは特殊メイクのような顔なんで彼って分からないです。 たいしたアクションもしないので、別にこの役はジェット・リーでなくても良かったのでは?って思いました。 なんかジェット・リーの無駄遣いって感じです。 噂では4作目の制作も考えられてるけど、そろそろ引き際も肝心かなって思えるシリーズです。 評価(3.3) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アメリカ映画] カテゴリの最新記事
|
|