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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
2008年 アメリカ/ニュージーランド スティーヴン・ストレイト カミーラ・ベル クリフ・カーティス ストーリーは、人類とマンモスとが共存する紀元前1万年の世界。狩猟部族のデレーは若きリーダーへと成長し、幼い頃から想いを寄せていた美しいエバレットもついに射止める。そんなある時、彼の村が正体不明の一味による急襲に遭い、多くの村人に加えてエバレットまでもさらわれてしまう。そこでデレーは彼女たちを救うため、仲間と共に一味の跡を追うことに。そして彼らは、獰猛な野獣との死闘など過酷な道程を経て、ある広大な文明の地へ辿り着く。そこは巨大なピラミッドがそびえ立ち、何万もの人々が奴隷として休むことなく働き、“大神(おおかみ)”と呼ばれる絶大な権力者によって完全に支配されていた…。 紀元前1万年という設定やけど、実際にその時代の風景がどうやったのか誰も知らないですよね。 監督がエメリッヒやからどういった世界が描かれるのかなって思ってたけど、意外と普通でした(笑)。 ニュージランドで撮影したので自然という部分では雰囲気が出てたけど、それ以外はCGでカバーしなければいけなかったんでしょうね。 でもこの映画のCGは圧巻ですよ。 特にマンモスやサーベルタイガーの動物達のCGは本当にそこにいてるかの様なリアルさがありました。 一昔前ならCGで動物を描いても毛並みなどがリアルでなくてガッカリやったけど、毛の一本一本までがリアルなこの映画の動物を観てほしいです。 CGはさておき、この映画のストーリーってメル・ギブソン監督の【アポカリプト】を思い出しました。 奴隷として連れ去られた仲間を助けに行くっていうところもソックリやけど、なんか時代設定も似てるような感じがしました。 でも【アポカリプト】は残虐描写のオンパレードで観る人を選ぶけど、この映画は残虐描写がそれほどなく、性描写もないので万人受けするかな。 主人公のデレーが最初から勇気を持ち合わせてないのが良かったです。 映画が進むにつれて真の勇気というものに気付き成長していきます。 でもねデレーが英語を喋ってるのには違和感がありましたよ。 やっぱりこの時代では英語よりも違う言語が話されてたと思うから、そこらへんまで丁重に作ってほしかったです。 ヒロインはカミーラ・ベル。 【ストレンジャー・コール】で彼女のファンになったけど、やっぱりこの映画でも美しさを発揮してました。 まだまだ若い女優さんなんでこれからが楽しみです。 評価(3.3) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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