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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:邦画
2007年 日本 石田卓也 谷村美月 大東俊介 松本莉緒 吹越満 柄本明 ストーリーは、日本に最も多い苗字“佐藤”。ある日、テレビではその“佐藤”姓の人々が相次いで亡くなるという奇妙なニュースが流れていた。死因はさまざまで、共通点はただひとつ、全員が“佐藤”だったこと。そんなある日、不良高校生の佐藤翼は、幼なじみの佐藤洋率いる敵対グループに捕まり絶体絶命のピンチに。しかし、次の瞬間、洋の前から翼は忽然と姿を消してしまった。一方、取り囲んでいた不良たちが突然姿を消したことに気づいた翼。呆然とする翼の目の前に、今度は必死で逃げる洋の姿が。その後を追う全身黒ずくめの不気味な“鬼”。その日本では、王様によって全国の佐藤さんを捕まえて殺す“リアル鬼ごっこ”が繰り広げられていた。 これは原作が面白いって聞いてたから映画も楽しみにしてました。 全国の佐藤さんを捕まえる鬼ごっこなんですが、捕まる=死みたいなところがあって追いかけられる方は、まさに命がけです。 訳も分からずいきなり佐藤という名前だけで追いかけまわされてしまうのですが、生き残るためには逃げ延びるしかないんですよ。 全国で佐藤さんが捕まっていくたびに、鬼の数と佐藤さんの数のバランスが逆転していって生き残るのが難しくなってきます。 最後にはなぜ佐藤さんが鬼ごっこで標的にされてたのか分かるのですが、なんか鬼ごっこに較べてインパクトが薄かったです。 パラレルワールドでの出来事を描いてるのですが、パラレルワールドで死んだ佐藤さんは本当の世界でも死んでしまうんですよ。 だから全国の佐藤さんが謎の死を遂げていくんですよ。 パラレルワールドって設定にする事によって展開もなんでもありになってしまうのが嫌なんですよ。 よく考えてみると辻褄があわなくなったり、最後はご都合主義になってしまったり、このパラレルワールドって取り扱い注意ですよね(笑)。 鬼ごっこの鬼やけど、なんか重装備で凄く重そうやのに息切れする事もなく追いかけてくるんですよ。 普通に走って逃げてる方がバテてるのに、鬼は元気っておかしいですよね。 これもパラレルワールドの成せる技かな。 石田卓也と谷村美月の演技は良かったのですが、その他大勢はなんかイマイチでした(笑)。 なんかもう一捻り欲しかった映画でした。 評価(3.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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