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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:邦画
2006年 日本 新井浩文 山中崇 川越美和 三浦友和 木村祐一 ストーリーは、90年代初頭の雪に閉ざされた小さな田舎町、松ヶ根町。鈴木光太郎は派出所に勤務する真面目な警察官。彼とは対照的にだらしない双子の兄・光は、姉夫婦が切り盛りする畜産業を気まぐれで手伝っている。そして、さらにだらしない父親・豊道は現在家出中。そんなある日、道端で女の死体が発見される。連絡を受けた光太郎は検死に立ち会うが、ほどなく女が生きていることが判明する。ひき逃げされたらしいその女は、翌朝意識を取り戻す。彼女の名前は池内みゆき。いかにも訳アリなみゆきはその後、安宿で待つ西岡佑二という男のもとへと戻っていった。そして、2人がこの町へとやってきた理由が徐々に明らかとなっていくのだが…。 山下敦弘監督の【リンダ・リンダ・リンダ】が好きなんで、この映画にもかなりの期待をしてたけど想像したいた映画とは全然違ってビックリしました。 コーエン兄弟の【ファーゴ】を意識して作ったように見えてそうでもない不思議な映画なんですよ。 【ファーゴ】と比較したらコーエン兄弟に怒られそうやけど、ところどころ【ファーゴ】を思い出すような作りになってます。 冒頭で子供が倒れてる女性を発見するのですが、この時の子供の行動って病んでますよ。 小学生の子供やけど女性の体に興味があるのか触るんですよね。 いきなり不快感全開で見るのをやめようかなって思ったぐらいです。 その後も出てくる登場人物が一癖も二癖もあるような人達ばかりで変人のデパートって感じでしたよ(笑)。 この映画って評論家の人達の評価も高いのですが、あつぼうはそれほど誉めるほどの映画かなって思いました。 オフ・ビートって言葉がピッタリくる映画なんですが、なぜかこの間が苦手です。 同じような映画でも、もっと間の使い方が巧い映画もあるし、乾いた笑いを提供してくれる映画もあります。 最後に行くまでの過程はそれなりに巧いと思うのですが、それだけなんですよ。 観る人によったらこの監督の感性とピッタリとマッチする人もいてるやろうけど、どうもあつぼう好みではなかったです。 評価(2.6) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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