|
テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:邦画
2008年 日本 金城武 小西真奈美 富司純子 石田卓也 ストーリーは、不慮の死が予定されている人間のもとに現われ、行動を共にして7日後に、“実行=死”か“見送り=生かす”かを決める死神。その一人、千葉は“ミュージック”をこよなく愛する一風変わった死神。そんな千葉の今回のターゲットは電器メーカーに勤める苦情処理係のOL、藤木一恵。愛する人がいつも早死にしてしまう薄幸の彼女だったが、それでも懸命に生きていた。とはいえ、いつも“実行”の判定ばかりをしている千葉にとっては、今回もそれは既定の事実のはずだったが…。 3つの時代を股にかけた3部構成の話です。 金城武が演じる死神が現われる時は、かならず雨が降る究極の雨男です。 死神って怖いイメージがあるけど、彼が演じる千葉は音楽を愛し、ちょっと天然な死神です。 でも死神には変わりなくターゲットの生死を決める権利を持ってます。 彼が実行にするか見送りにするか判断する基準がイマイチ曖昧なところもあるけど、あつぼうが死神ならすぐに情に流されて見送りにしてしまいそうです。 そうしたら地球上の人口が爆発的に増えて大変な事になりますね(笑)。 個人的には小西真奈美とのエピソードが好きです。 自分の死期を全く知らない純情な女性と、それを判断してる千葉との数日間が面白かったです。 恋愛一歩手前の関係みたいで、どうなるのか気になるけど結局は7日間だけの出会いと思うと寂しくなります。 この時に千葉が下した判断が、後2つのエピソードを生み、そして感動的なラストを生み出すんですよ。 どんな判断をしたかは観てのお楽しみです。 友達とも話してたけど、この映画を観て「なんで?」って思ってしまったら楽しめないですよ。 ある程度、細かいところは気にしないようにして観るべきです。 そうすれば素直に楽しめると思いますよ。 そうそう少し気になったのがセリフが聞こえにくい部分がありました。 あつぼうはヘッドフォンをつけて映画を観たので苦にならんかったけど、これはテレビで見てる人では聞き取れなかったところもあるかも。 最近では親切にも邦画のDVDに字幕がついてる事があるけど、ボソボソと喋る映画には必需品かも知れないですね。 評価 (3.4) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|