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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
2008年 アメリカ ダイアン・レイン ビリー・バーク コリン・ハンクス ジョセフ・クロス ストーリーは、警官だった夫亡き後、母親と幼い愛娘と共に暮らすFBI特別捜査官ジェニファー。サイバー犯罪が専門の彼女は、インターネット上にはびこるあらゆる犯罪を取り締まっていた。そんなある日、“killwithme.com”という不審なサイトの情報が入る。それは身動きのとれない動物が衰弱していくさまをライブ中継したもので、しかも主謀者を突き止められないよう巧みに操作されていた。やがて今度は、縛り付けられ薬物を投与されている男が映し出される。しかも、アクセス数が増えるごとに薬物の投与量も増やされる仕掛けが施されていた。そしてジェニファーらの捜査も虚しく、男はアクセス増加によって命を落としてしまう。なおも犯行が続く一方で捜査が行き詰まる中、ジェニファーは驚愕の映像を目の当たりにする…。 冒頭からSAWを彷彿させるようなグロさで展開される映画なんですが、ネット社会と言われる現代を嘲笑うかのような展開が凄かったです。 実際にネットが普及して便利になったけど、その変わりにセキュリティーやネットを利用した犯罪が増えて問題になってますよね。 この映画はそのネット犯罪の究極型で、人の好奇心を利用して視聴者までも共犯にしてしまう恐ろしい犯罪です。 今の世の中なら本当にこういう犯罪があり得ると思うだけにリアルでした。 SAWを彷彿させるって書いたけど、この犯人が拉致した人を殺すのに利用する装置がSAWみたいなんですよ。 どれもがよく出来た装置で最終的にどうなるのか見たくなるような心理を突いてます。 だからこそアクセス数が増加し、さらに回数を重ねる事に死に至るまでの時間が短くなってます。 実際にこの犯人のようにネットに精通していて頭が良かったらこういう犯罪って可能かなって思ってしまいました。 だからこそ余計に怖さの伝わってくる映画です。 ダイアン・レインもこの映画では凄く老けた印象をうけました。 苦悩してる主人公を演じてるからなのか、化粧も薄くいつもの彼女の印象とは全然違います。 まぁ~世間を騒がせてる犯人を追いかけてるのに自分の身だしなみに気を使い過ぎてるFBI職員も嫌ですけどね(笑)。 そして久しぶりにトム・ハンクスの息子、コリン・ハンクスを見ました。 偉大な父親の七光りで映画デビューしたけど、その後はパッとしませんでした。 この映画でも脇役やったけど、あんまりパッとしてなかったです(笑)。 描写はグロイけど内容は最後まで楽しめました。 評価(3.3) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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