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カテゴリ:海外文庫
耽溺者(ジャンキー) 「あいつに見つかっちまった」親友からの未明の電話で、女性私立探偵のブリジットは己の過去に直面させられた。10代で薬物中毒だった2人は更生施設で出会った。再び悪事に引き込まれそうな友を救うため、彼女は自ら囮(おとり)となって麻薬密売組織に闘いを挑む。大人気ボディーガード・アティカス・シリーズ番外篇! ようやく、ブリジットに会えた!それが何よりも嬉しい。 この言葉が帯に書かれたあったのですが、これはこのアティカスシリーズのファンなら誰もが思った事です。 【守護者】から登場してるブリジットですが、彼女とアティカスの関係はある出来事を境に冷え切ってしまってました。 そのため彼女の出番が極端に少なくなってしまって寂しく思ってた時に、ブリジットを主役にした番外編が発売されるってタイミングが素晴らしいです。 本作は3作目の【暗殺者】直後から話が始まります。 そして謎だらけやったブリジットの過去が明らかになっていくのですが、アティカスさえ知らなかった驚愕の過去が明らかになります。 そんなブリジットが旧友を助けるために奔走するのが第一部で、第二部ではアティカスの目線で話はすすんでいきます。 あくまでブリジッドが主役なんでアティカスの目線でもブリジットがメインなんですよ。 旧友を助けるためにとんでもない計画を立てるブリジットとそれに巻き込まれていくアティカス。 この2人のギクシャクした関係がどうなるのかも楽しみやけど、ブリジットの計画が巧くいくのかというドキドキ感も楽しめますよ。 この番外編を読み終わると、アティカスシリーズの幅が広くなったような気がしました。 オススメです。 評価(4.3) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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