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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:邦画
2007年 日本 小林聡美 市川実日子 加瀬亮 光石研 もたいまさこ ストーリーは、春まだ浅い南の小さな海辺の町。空港に一機のプロペラ機が着陸した。小さなバッグを手にタラップを降りてきためがねの女性は、迎えの人に深々と一礼する。同じ飛行機から降りてきたもう一人の女性、タエコ。大きなトランクを引きずりながら、地図を片手に不安げに向かった先は小さな宿、ハマダ。出迎えたのは宿の主人、ユージと犬のコージ。翌朝、寝ていたタエコは、足元にたたずむ常連客サクラの唐突な朝の挨拶に度肝を抜かれる。その後も、不思議な体操や奇妙な人たちの言動にペースを狂わされてばかりのタエコは、ついにたまりかねて宿を替えることにするのだが…。 【かもめ食堂】の荻上直子監督が再び小林聡美を主演に迎え、のどかな海辺の町を舞台に描くスローライフ・ムービー。 【かもめ食堂】の雰囲気が凄く好きやったので、この映画も楽しみにしてたんですよ。 これといってストーリーはなく退屈と感じてしまう人がいてるやろうけど、あつぼうはこの映画の時間の流れが好きで黄昏そうになりました。 大阪のように忙しく時間が過ぎていく場所に住んでると、小さな海辺の町の時間の流れに憧れてしまいます。 人と人との温かい触れ合いなど都会ではなくなりつつある良い風習がこの映画にはありました。 めがねというタイトルが示すように登場人物がみんなめがねをかけてるんですよ。 みんなめがねが似合ってるので、めがねが似合わないあつぼうはちょっと嫉妬しそうでしたよ(笑)。 めがねをかけてる理由や、もたいまさこが経営するカキ氷屋の理由など説明は全くないんですが、こういう映画には細かい説明は逆に邪魔なのかな。 ある意味フランス映画でも観ている人に勝手に想像して下さいって展開があるけど、あれに似てましたね。 この映画でも料理が凄く美味しそうでした。 エビにかぶりついて食べてるのを観てるだけでお腹が減ってきました。 このエビにかぶりついてるシーンでもみんな無言で食べてるシーンが続くんですよ。 こういう日常的なシーンが退屈って感じる人が多いから、この映画に対しての評価が低いのかな。 あつぼうはエビにかぶりついてる音などがリアルに伝わってきて良かったです。 でも全体的にみて【かもめ食堂】と較べるとやっぱりおちるかな。 もたいまさこが踊るメルシー体操が凄く気になりました。 評価(3.2) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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