|
テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
2007年 アメリカ クライヴ・オーウェン モニカ・ベルッチ ポール・ジアマッティ スティーヴン・マクハティ ストーリーは、冬のニューヨーク。黒のロングコートに身を包むスミスは、ひょんなことからヤクザに追われる妊婦を助けるハメに。恐妻家のボス、ハーツが送り込む刺客が次々と現われる中、拾い上げた銃で応戦するスミス。ところが妊婦はショックで産気づくや、赤ん坊を産み落としてすぐ流れ弾に当たってあっけなく絶命。やむを得ず赤ん坊を拾い上げたスミスは、なおも執拗に迫る追っ手をかわして昔なじみの娼婦ドンナのもとへ。しかし赤ん坊の命に執念を燃やすハーツは、スミスの居場所を難なく突き止めると、50人の部下を従え襲撃へと向かうが…。 単純明快でスカッとするアクション映画でした。 スミスを演じるクライヴ・オーウェンの無敵ぶりは全盛期のセガールを彷彿させたけど、カッコ良さではクライヴ・オーウェンの方が数段上かな(笑)。 オープニングからNIRVANAの音楽がバックで銃撃戦って最高でした。 主人公はとにかく無敵なんですが、銃の他にも人参を武器に使います。 いつもバックス・バニーのように人参をかじってる男なんですが、この人参を敵に突き刺したりするんですよ。 おもっきりB級映画のノリでしょう。 ヒロインのモニカ・ベルッチとのベットシーンはオマケやろうけど、そのベッドシーンでも銃撃戦があってセックスをしながら敵を撃ち殺していきます。 なんとなくロドリゲスの映画を彷彿させるような映像でした。 スローモーションの使い方も効果的で銃弾が乱れ飛ぶ様子がよく分かりましたよ。 あれだけの銃弾の中を無傷で切り抜けるんやからスミスはマトリックスのネオよりも反射神経がいいのかも(笑)。 生まれた直後の赤ちゃんを抱えて銃撃戦をするんやけど、それだけ走り回ったらクビがすわってない赤ちゃんは危ないでって思ったけど、その後もお構いなしで赤ちゃんを豪快に振り回します。 こんな細かいところを気にしたらダメな映画やけど、どうしても親目線で観てしまいました(笑)。 ポール・ジアマッティが怪演してます。 冷酷な殺し屋なんですが、嫁さんにはきちんと電話をいれて、もうすぐ帰るからって報告する男なんですよ。 結構尻に敷かれてるタイプなんですが、敵に回すと怖い男です。 ある意味サイコなキャラなんで、かなり不気味でした。 痛快B級アクションってこの映画のための言葉ですよ。 ちょっとグロいシーンもあるけど楽しめました。 評価(3.6) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アメリカ映画] カテゴリの最新記事
|
|