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テーマ:DVD映画鑑賞(14214)
カテゴリ:アメリカ映画
2008年 アメリカ フレディ・ハイモア サラ・ボルジャー メアリー・ルイーズ・パーカー ニック・ノルティ ストーリーは、双子の兄弟ジャレッドとサイモン、そして姉のマロリーは、両親の夫婦関係が悪化したことから母親のヘレンに連れられ、森の奥にひっそりと建つ一軒の古い屋敷に引っ越して来る。そこはかつて、消息不明の大叔父アーサー・スパイダーウィックやその娘である叔母のルシンダも住んでいた。だが、この屋敷に住み始めて間もなく、邸内で次々に不思議な現象が起こる。そして、ジャレッドたちは屋根裏部屋で、“決して読んではいけない”とメモが貼られた一冊の書を発見。しかし彼らはそれを開いてしまうと、そこには80年以上前にアーサーが調べた様々な妖精たちの研究内容が記されていたのだった。するとそれ以来、屋敷の周囲では色々な妖精が姿を現わし、さらにジャレッドたちは悪の妖精一味の凶行に巻き込まれていく…。 世界的ベストセラー・シリーズを【チャーリーとチョコレート工場】のフレディ・ハイモア主演映画化したミステリアス・アドベンチャー。 正直最近の映画界はファンタジー映画を作りすぎて飽和状態になってますよね。 だから観る側も少々の事では驚かないようになりました。 この映画も数年前に完成してたら凄いって感じたけど、今観ると今まで公開されたファンタジー映画との違いを発見する事が出来なかったです。 それでも家族愛をベースにしてるだけあって無難な出来栄えやったと思います。 妖精や悪者のCGはよく出来てましたよ。 このCGの進化によってたくさんのファンタジー小説が映画化されるようになったんですね。 今までは空想の世界でしかなかったのをCGによって映像化出来るのは素晴らしい事やと思います。 だからといってCGに頼ってばかりで内容のないファンタジー映画はこりごりですけどね。 少年時代に一度は夢見たような世界がこの映画にはありました。 境界線があってそこから先は悪者が入れないって、子供の頃に基地を作りながら遊んでた記憶があります。 映画の中でも家の周りに悪者が入ってこれないようなサークルがあって主人公達を守ります。 でもその中にいても結局は何事も変化させる事が出来ないので、結局は危険を冒してまでも活路を見出そうとします。 家の周りをゴブリンに囲まれてるシーンは迫力がありましたよ。 途中で妖精が出てくるのですが、この妖精の意図が理解出来なかったです。 結局何をしたかったのか分からなかったし、善か悪かの判断も出来なかった・・・・。 もう少し丁重に説明してくれても良かったのに。 監督はマーク・ウォーターズ。 この人の映画って【フォーチュン・クッキー】や【ミーン・ガールズ】など名作が多いです。 ファンタジー映画では彼の良さがそれほど発揮出来てないように感じたけど、大人も子供も楽しめる無難なファンタジーを作り上げました。 評価(3.3) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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