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テーマ:DVD映画鑑賞(14214)
カテゴリ:アメリカ映画
2008年 アメリカ ベン・バーンズ ジョージー・ヘンリー スキャンダー・ケインズ ウィリアム・モーズリー ストーリーは、偉大な王アスランと“伝説の四人の王”ペベンシー4兄妹によって平和と繁栄をもたらしたナルニア国。だが、あれからナルニア暦にして1300年経った今、かつての美しい国の姿は見る影もなく、戦闘民族テルマール人に侵略・支配され、生き残ったナルニアの民は深い森の奥に追いやられていた。また先王亡きあと摂政を務める弟のミラースは王位を奪おうと、正統な王位継承者であるカスピアン王子の暗殺を画策。一方、小さな象牙の角笛を手にミラースの追っ手を逃れるカスピアン。その笛の音は、ナルニアに危機が迫る時、“伝説の四人の王”を呼び戻すと信じられていた。やがて追い詰められたカスピアンがついにその角笛を吹き、それは時を越えて鳴り響く…。 C・S・ルイスの名作児童文学を壮大なスケールで映画化したファンタジー・アドベンチャーのシリーズ第2弾。 個人的に前作は少し不満が残る映画化やったので続編はどうかなって思ってたのですが、これは間違いなく前作より面白いですよ。 前作の感想を日記に書いた時にも言ったけど、あくまで前作は序章でこれからが冒険の始まりなんですよ。 原作でも面白いカスピアン王子の話が描かれてるのですが、それほど分厚くない本をここまで見事に映像化したのは拍手です。 1300年経ったナルニアは4人が想像してた以上に変化しています。 現実世界では1年しか経ってないのに、ナルニアでは1300年ですからね。 あのナルニア人達もテルマール人の侵略により隠れて生活するようになってます。 1300年も経過してると前作で活躍したタムナスなどが出演してないのは仕方がないけど、結構好きなキャラやったから寂しいです。 この変化に戸惑いながらも4人はカスピアン王子と共にナルニアに平和を取り戻そうとするのですが、とにかくこの続編は戦いのシーンが多いんですよ。 4人の子供達が襲いかかってくる敵兵を殺したりするのですが、これってディズニー映画のお約束を破ってますよね。 子供が安心して見れるのがディズニー映画やけど、子供が大人を殺してる映画って子供に説明しにくいですよね。 血がドバッって出てくる戦いではないけど微妙ですね。 大人が観るぶんには迫力があって楽しめるんですけどね。 それとスーザンの矢が背中には数本しかないのに、何本でも打てるんですよ。 あの矢は尽きる事ないって事なのか不思議でした。 カスピアン王子役のベン・バーンズは日本にPR来日した時に、大歓迎されてたけど映画ではそれほど魅力的ではなかったです。 どこにでもいてそうな人やったのが残念です。 前作と較べるとCGが少し雑に見えました。 特にアスランの映像が粗かったですよ。 あんまり出番がないからこれでいいと思ったのかな。 文句を言いたくなるところもあるけど、観終わって面白かったと言える映画でした。 これなら3作目も観たいって思いました。 評価(3.8) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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