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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:邦画
2007年 日本 安良城紅 岡田将生 近野成美 徳永えり さとう珠緒 ストーリーは、高校に入学したばかりの白波瀬歩(しらはせ・あゆむ)は、放課後、音楽室でひとりホルンを吹く芹生百合子と出会う。彼女に合わせてトランペットを吹くと、芹生は突然歩を押し倒し制服を脱がし始めるのだった。慌てて逃げ出した歩は、翌日、彼女が音楽で気持ちよくなると無意識に発情してしまう特異体質だと知る。そこで歩は、ちょっとした下心を忍ばせつつ、芹生のためにつぶれかけた吹奏楽部の再建に乗り出し、急ごしらえのメンバーでコンクール出場を目指すのだったが…。 週刊ヤングサンデーに連載された柏木ハルコの同名コミックを映画化した青春音楽ムービー。高校の弱小吹奏楽部を舞台に、内気な男子高校生と音楽に昂揚すると我を忘れてエッチな行動に出てしまうヒロインを中心に個性豊かな部員たちが繰り広げる青春模様を描く。 素晴しい演奏を聞いてしまうと気分高揚して服を脱ぎだしてしまうのが面白かったです。 でも結局はそれだけで、これといった特徴がない青春映画でもありました。 【リンダ・リンダ・リンダ】などと較べると盛り上がりに欠けてしまうし、チームとしての一体感をかんじなかったです。 音楽って不思議なもので聴いた音楽によって癒されたり、気分を高めたり出来ますよね。 普通の人よりも感受性が強すぎて欲情してしまうのが、この映画の主人公百合子で、そんな彼女の行動は最初誰にも理解されません。 吹奏楽部の再建に乗り出すけど、男の子は下心丸出しやし、女の子は嫉妬するし前途多難です。 吹奏楽部の再建がテーマやけど、どうしても百合子が脱いでしまうのかって展開になってしまうので盛り上がりそうで盛り上がらないんですよ。 個々が成長していって演奏のレベルも上がるけど、それによって百合子が欲情してしまう可能性も高くなるから演奏に集中出来ないdせう。 まぁ~そこがポイントの映画やから仕方がないんですけどね。 演奏する音楽の選び方はユニークで、加藤茶の「ちょっとだけよ~」の音楽を演奏するんですよ。 これも部員が百合子を脱がしてやろうって魂胆が丸見えなんです。 なんかピンクの照明でこの音楽ならちょっといやらしいですから(笑)。 安良城紅の演技は学芸会並みなんですよ・・・。 歌手はおとなしく歌をうたっておけばいいって思う典型的なパターンですね。 たぶん色気があるから主役に起用されたんやろうけど、この演技力では次はないかな(笑)。 もう少し全体的に練りこめば楽しめたけど、薄っぺらい人物描写など問題点は山積です。 評価(2.5) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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