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カテゴリ:海外文庫
ちょっとヘタレな <考古学探偵カイロ・ジム>が、 遺跡のナゾにせまる! アンデスの奥にあるという幻の空中都市・・・ なぜ町は消えたのか? 児童書界のインディ・ジョーンズ! 世界12ヶ国、15年のロングセラー! 南米ペルーに南北にのびるアンデス山脈。 その奥深くにあるという、雲にいだかれた空中都市。 かつてインカの民は、スペイン王に拷問されても その場所をけっして明かさなかった・・・・。 ふもとからも山道からも、まったく見えない町――― そこにどんな秘密がかくされているのか・・・・? 本国では20巻まで刊行されてる人気シリーズがついに日本上陸です。 主人公のカイロ・ジムは古代遺跡協会の若きエースなんですが、どこか頼りなさが漂ってます。 探検家といえばインディ・ジョーンズを思い浮かべるけど、全く正反対の印象を受けるのがカイロ・ジムです。 腕っぷしも強くなく好奇心が最大の武器です。 本作ではペルーにある謎の空中都市を探しに行くのですが、その道中には困難が待ち受けてます。 けっしてヒーローのようにカッコ良く困難を乗り越えていくわけではなく、汗と泥にまみれながら一歩ずつ進んでいきます。 彼を助ける恋人?のジョセリンやパートナーでもあるコンゴウインコのドリス、そしてラクダのブレンダなど脇役の活躍も面白いです。 カイロ・ジムのライバルは大金持ちになるには手段を選ばない考古学者ボーン。 2人の過去には色々あるみたいでボーンのカイロ・ジムに対する憎しみなども伝わってきました。 これからもこの2人は対立していくやろうけど、ライバルがいてるのはいいですね。 レトロ感の漂うアドベンチャーなんで気軽に読める1冊だと思います。 子供の頃に持ってた冒険心などを思い出させてくれました。 評価(4.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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