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テーマ:映画館で観た映画(8573)
カテゴリ:アメリカ映画
2008年 アメリカ デヴィッド・ドゥカヴニー ジリアン・アンダーソン アマンダ・ピート ストーリーは、ある時、FBIの女性捜査官が謎の失踪を遂げる。またその失踪後、ほどなくしてサイキックな透視能力を駆使できるという神父ジョーが現われ、彼女の“ビジョン”が見える、と捜査協力を申し出てきた。そこでFBIは、かつて超常現象の絡む事件を多く担当し、今はキリスト教系の病院に勤務するスカリーと隠遁生活を送りながら独自に超常現象の解明に勤しむモルダーに協力を要請するのだった。こうして現場復帰となったモルダーとスカリーはジョーと対面。しかし、彼には少年への性的虐待で聖職を解かれた過去があった。それでもジョーを信じるモルダーは、ジョーの超能力は犯罪歴を帳消しにするための嘘だと不信感を抱くスカリーと激しく対立することに。そんな中、ジョーの透視能力で発見された片腕から事件を解くカギが見つかり…。 科学では解明できない超常現象を帯びた未解決事件を追うFBI捜査官コンビの活躍を描き、世界中で人気を博したTVシリーズ「X-ファイル」の6年ぶりの映像化となった劇場版第2弾。 「X-ファイル」にはかなりハマッたあつぼうなんですが、なんで今更映画化したのか意味が分からなかったです。 いくらネタ不足のハリウッドでも今更って感じがしたのかヒットしなかったですよね。 友達が劇場招待券をくれなかったら絶対に観にいってなかったけど、タダなら観に行こうと思って観てきました。 観終わってこの映画にお金を払わなくてすんだ事に感謝でしたよ。 映画を観ていてもずっと頭の中には今更って言葉が繰り返し響いてました。 映画の始まり方にしてもドラマ版を最後まで観てないとモルダーとスカリーの精神面なども理解出来ないやろうし、2人が置かれた今の立場などにもついていけないと思います。 超常現象を扱うのがこのシリーズの面白いところやったけど、この映画は普通のサスペンス映画との違いがないんですよ。 確かに透視能力を駆使して捜査するけど、何となく不透明な展開なんですよ。 透視能力を持つ神父の存在を巡ってモルダーとスカリーが対立するのはドラマと同じような構図なんですが、そこから宇宙人やUFOといった往来のSF色がなく、最近ブームにもなってる猟奇殺人映画になってしまったのが残念です。 映画化するほどの内容ではなく特番でテレビ放送でも良かったのではって思ってしまいました。 シリーズ生みの親であるクリス・カーターが自ら監督を務めてたので少しは期待してた部分もあったけど見事に裏切られました。 やっぱり終わったシリーズを無理矢理復活させてもメリットは少ないって事ですね。 ジリアン・アンダーソンがテレビ版の時よりも数段美しくなってたのにはビックリしました。 整形?って疑ってしまうぐらいでしたよ。 メチャクチャこのシリーズのファンでない限りパスしてもいい映画でした。 評価(2.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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