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テーマ:DVD映画鑑賞(14217)
カテゴリ:アメリカ映画
2008年 アメリカ クリスチャン・ベール ヒース・レジャー ゲイリー・オールドマン マギー・ギレンホール モーガン・フリーマン マイケル・ケイン ストーリーは、ゴッサムシティでは、バットマンとゴードン警部補が手を組み、日々の犯罪に立ち向かっていた。だが、白塗りの顔に裂けた口の“ジョーカー”と名乗る正体不明の男が闇の世界で頭角を現わし、バットマンを嘲笑うかのごとく次々と凶悪事件を引き起こしていく。そんな中、新しく赴任した地方検事のハービー・デントは正義感に燃え、バットマンとも協力して犯罪の一掃を強力に進めていく。それでも凶行の手を緩めず街を混乱に陥れるジョーカーは、いよいよバットマンたちを窮地に追い込むための謀略を開始するのだった。 前作【バットマン・ビギンズ】はティム・バートンが作り上げた1989年のバットマンの世界を全く違う角度から描いて大ヒットしたけど、ティム・バートンのバットマンはファンタジー色が強くてあんまり好きではなかったんですよ。 【バットマン・ビギンズ】のシリアスな雰囲気と良い意味で不気味なゴッサムシティの描き方は見事でしたよ。 だからこそこの続編には期待してたし、わずか28歳の若さでこの世を去ったジョーカー役のヒース・レジャーを目に焼き付けておきたかったんです。 撮影後に俳優などは亡くなると過大評価される時があるけど、このヒース・レジャーはもっともっと評価されて良い俳優です。 ジャック・ニコルソンが演じたジョーカーとは違った意味で狂気を前面に出して暴れまくります。 あまりの怪演ぶりに主役のバットマンが完全に脇役のようでしたよ。 白塗りの顔に赤く裂けた唇で強烈なインパクトを残すのですが、何よりも彼の行動が恐ろしいんですよ。 ふざけた格好をしてるけど、かなりの知能犯であり愉快犯でもあるのでジョーカーが仕掛けたゲームが動き出すと、それが波紋のように広がって想像を絶する結末を迎えます。 この映画をアメコミが原作という事で敬遠してる人がいてるなら損をしますよ。 前作と2本続けて観るとさらにこの映画の面白さが分かると思います。 確かにアメコミが原作やと独特の世界観があるから、好きになれない人もいてるけどダークナイトはアメコミというレベルを確実に超越しています。 あつぼうはこの映画を観ていて一つだけ残念に思った事があります。 それはヒロインのマギー・ギレンホール。 あのジェイク・ギレンホールのお姉さんなんですが、ヒロインというには美人でもないし存在感もなかった。 これはスパイダーマンのキルスティン・ダンストにも同じ事が言えるんですけどね。 アメリカ人にとってはアメコミのヒーローってこういう顔なのかな。 映画のタイトルにバットマンがついてなくてダークナイトだけなのは最後の最後に分かりました。 評価(4.5) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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