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テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:アメリカ映画
2007年 アメリカ レイチェル・ニコルズ ウェス・ベントリー フィリップ・エイキン ストーリーは、クリスマス・イブのニューヨーク。仕事が遅くなり、高層ビルのオフィスにひとり取り残されたアンジェラ。ようやく仕事が片付き、急ぎ帰宅しようと地下2階の駐車場“P2”へと降り立つが、なぜか車のエンジンがかからない。そうこうするうち、ビルはアンジェラの存在に気づかぬまま完全に閉鎖してしまう。携帯電話も繋がらない地下駐車場に閉じ込められてしまい途方に暮れるアンジェラ。そんな彼女の背後に、何者かの影が忍び寄り…。 【ハイテンション】【ヒルズ・ハブ・アイズ】のアレクサンドル・アジャが脚本と製作を手掛けたバイオレンス・ホラー。 タイトルにもなってるP2は、地下二階にある駐車場の事なんです。 クリスマスに高層オフィスに閉じ込められたアンジェラは想像を絶するような恐怖を味わうのですが、最近流行りのスプラッター系のように痛い映画ではなく、人間の狂気が暴走し現実社会でも起こりそうな恐怖を描いています。 ホラー映画ではよくある展開なんですが、最初は普通のオフィスレディやのに追いつめられると格闘家顔負けの強さを発揮して生き延びるんです。 たった数時間でこの強さを身につけるなんて火事場のクソ力です。 レイチェル・ニコルズは最初は洗練された女性なんですが、追いつめられていくと美人の顔を恐怖が支配します。 後半30分の彼女は最初の面影が全然ないんですよ。 追いつめられてるのにいつまでも化粧が崩れてないのもおかしいから、ここまで変貌するとリアルさを感じます。 レイチェル・ニコルズの服装が自分の胸を強調するようなドレスになるんですが、目のやり場に困るぐらい胸が大きいです。 地下駐車場に閉じ込めるなんて計画的な犯行そうやけど、よく考えてみると先の事なんか考えてないような気がします。 たった一日でもアンジェラを自分のものにしたいという欲望で、先の事なんか関係ないんでしょうね。 こういうおかしな犯人は異常行動をしてる自分が正しいと思い込んでますからね。 そしてその行動で彼女が幸せを感じてると勘違いしてます。 地下駐車場という密室を利用した映画なんですが、テンポが良いので退屈しないですよ。 B級ホラーではあるけど、予想以上に楽しめたホラーでした。 評価(3.2) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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