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テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:邦画
2008年 日本 長澤まさみ 松本潤 椎名桔平 宮川大輔 甲本雅裕 阿部寛 ストーリーは、時は戦国時代、とある地方に秋月、早川、山名という互いに隣接した3つの小国があった。ところがある日、秋月が突然山名に攻め入られ陥落。しかし、莫大な秋月の軍資金は城から消えていた。一方、その軍資金探しを強制させられていた金堀り師の武蔵と木こりの新八は隙をみて逃走、すると偶然にも秋月の隠し金を発見する。だがそれも束の間、2人の前に現われた六郎太という男とその弟に囚われ金も奪われてしまう。実は六郎太は秋月の武将で、弟の正体は秋月家の唯一の生き残りである雪姫だった。彼らはお家の再興を図るため、軍資金を持って早川へ逃げようとしていた。そこで武蔵たちは、成功した暁の分け前と引き替えに、山名領を横断して早川領へ脱出する奇策を提案。こうして一行による過酷な逃避行が始まるのだが…。 ジョージ・ルーカスなど世界中のクリエイターに多大な影響を与えた黒澤明監督の傑作【隠し砦の三悪人】を装いも新たにリメイクしたエンタテインメント活劇。 黒澤明監督の映画をリメイクする勇気は誉めてあげたいけど、樋口真嗣監督にはオリジナルの良さを生かす技術がないんですよ。 この監督って【ローレライ】や【日本沈没】といった微妙な映画を撮ってる人なんです。 という事でこの映画も微妙~な映画になってしまいました。 オープニングから30分ぐらいは勢いもあって良かったのですが、途中からは勢いがなくなってダラダラしてしまってます。 それは長澤まさみにも言える事で、途中から雪姫ではなく普通の長澤まさみに戻ってました。 長澤まさみってどの映画も観ても同じように観えるのはあつぼうだけでしょうか? 観客動員のためとはいえ、こういう映画にアイドルを使うと本来この映画が持ってる良さを消してしまってるような気がします。 松本潤も汚い付け髭をしてるけど、やっぱり演技はアイドルなんですよね。 そしてお決まりのようにこのアイドル2人に恋が芽生えます。 はっきりいってこの映画に恋愛なんていらないですよ。 この映画で一番良かったのは宮川大輔!脇でありながら完全に主役の2人を食ってました。 黒澤映画に馴染みのない人や、長澤まさみや松本潤のファンなら普通に楽しめるでしょうね。 ツッコミどころ満載やけど楽しめない映画ではないですよ。 アイドル活劇として考えたら及第点をあげれますよ。 最後の脱出劇もあり得ない方法やし(まぁ~普通なら死んでます)阿部寛と宮川大輔の脱出は笑っては失礼やけど笑わずにはいられなかったです。 それはそうと映画のタイトルにもなってる三悪人って誰の事なんでしょうね? 評価(2.8) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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