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カテゴリ:海外文庫
市警初の女性警部補リンジー、検死官クレア、検事補ジル、そして新聞記者のシンディ。組織を超え、固い友情で結ばれた“女性殺人捜査クラブ”のメンバーたちを新たな事件が襲う。教会で聖歌隊の練習をしていた十一歳の国人少女がライフルに狙われ殺されたのだ。シンディの情報によると三日前にも黒人未亡人が自殺に見せかけられ殺されていたらしい。これは人種差別主義者の連続犯行なのか?捜査を進めるリンジーらを嘲笑うかのごとく、犠牲者は増え続けてしまう…。四人の怒りと闘志が再び燃え盛る、充実のシリーズ第二弾。 前作【1番目に死がありき】で結成された女性殺人捜査クラブ。 市警初の女性警部補リンジー、検死官クレア、検事補ジル、新聞記者シンディの4人は組織の壁を超え難事件に挑みます。 前作で事件を解決した事によって、それぞれの生活に変化が訪れます。 特に仕事人間のジルに訪れた変化はこのシリーズのファンとしてもビックリしました。 今回も恐ろしい連続殺人犯が登場します。 黒人ばかりを狙い、人種差別主義者が殺人に関与してるような展開です。 黒人の少女なども犠牲になり、警察の上層部は暴動の危機を感じ、リンジーに相当なプレッシャーをかけてきます。 警察の捜査を嘲笑うかのように連続殺人が繰り返されるのですが、この事件で再び集まった女性殺人捜査クラブがジワジワと犯人を追いつめていきます。 女性殺人捜査クラブvs連続殺人犯のスリリングな展開も面白いのですが、それ以外に女性殺人捜査クラブの4人の私生活の変化が良かったです。 リンジーの父親が登場したり、シンディの恋愛があり、ジルの妊娠、そしてクレアに迫る危機、もう盛りだくさんで一気読みしてしまいましたよ。 最後の最後まで予断を許さない展開なんでオススメです。 評価 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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