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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:邦画
2008年 日本 田中麗奈 豊川悦司 加瀬亮 福田麻由子 池脇千鶴 布施明 高島礼子 佐藤祥太 ストーリーは、北海道の函館で暮らす14歳の少女・あかり。ある日、彼女の家に一匹の子犬がやってきた。あかりは、前足の片方だけが靴下をはいたように白いそのゴールデンレトリバーを“ソックス”と名付ける。体調を崩して入院していた母は、そんなあかりに、犬を飼う時には、犬と“10の約束”をしなければならないと教えてくれた。やがて、大人へと成長していくあかりに次々と試練がやってくる。そんな時、ソックスがいつもそばにいて、あかりを励ましてくれるのだった…。 この映画を観ると小学校の時に飼ってた犬の事を思い出しました。 子犬の時にもらってきて、それから十数年間一緒に過ごしたけど、自分が成長するにつれて楽しい事が増え、自分の中で犬の存在が小さくなってしまってたんですよ。 まさにこの映画のあかりと同じなんですが、あつぼうもあかりのように母親から犬との10の約束を教えてもらってたら少しは違ったのかなって思いました。 ちなみに10の約束とは 1.私と気長につきあってください。 2.私を信じてください。それだけで私は幸せです。 3.私にも心があることを忘れないでください。 4.言うことを聞かないときは、理由があります。 5.私にたくさん話しかけてください。人の言葉は話せないけど、わかっています。 6.私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないでください。 7.私が年を取っても、仲良くしてください。 8.あなたには学校もあるし友達もいます。でも、私にはあなたしかいません。 9.私は10年くらいしか生きられません。だから、できるだけ私と一緒にいてください。 10.私が死ぬとき、お願いです。そばにいてください。そして、どうか覚えていてください。私がずっとあなたを愛していたことを。 本当に犬の言葉を代弁してるような内容なんですが、読めば読むほど自分が約束を果たしてなかったなって感じてしまいます。 犬を飼うと自分より先に逝ってしまうって事を覚悟しておかないとダメですよね。 十年以上一緒にいてると側にいて当たり前って存在になるけど、犬の方が早く年をとって老化していくのでこの約束の9番目と10番目はしっかりと頭に入れておくべきですね。 ストーリーは至って普通の展開やったけど、動物が絡むと涙腺がもろくなってしまうあつぼうです。 父親役を豊川悦司が演じてるけど、初めて彼の演技が素晴らしいって思った映画でした。 いつもあの声が苦手やったんですが、正直今回の彼の演技は良かったです。 愛する妻の余命を知った時や、仕事と子供の間で葛藤する姿など同じ父親の立場から見てしまって彼の気持ちが理解出来ましたよ。 そして福田麻由子が田中麗奈へと成長していくのですが、この2人って顔のパーツが似てるから何の違和感もなく観る事が出来ました。 このソックスを演じた犬って凄いですよ。年老いたシーンでは足を引きずって辛そうにしたり、動物版アカデミーがあれば確実に主演男優賞をゲットしてますよ。 この映画はこれから動物を飼いたいって思ってる子供に見せてあげるのもいいと思いますよ。 評価(4.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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