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テーマ:DVD映画鑑賞(14214)
カテゴリ:アメリカ映画
2007年 アメリカ トム・ハンクス ジュリア・ロバーツ フィリップ・シーモア・ホフマン シリ・アップルビー ストーリーは、テキサス選出の下院議員チャーリー・ウィルソンは、美女とお酒をこよなく愛するお気楽議員。それでも、根は優しく持ち前の大らかな人柄で、周囲の人々からは愛される存在だった。そんなチャーリーはある日、テキサスを代表する富豪の女性ジョアンから、ソ連の侵攻に苦しむアフガニスタンの人々を救ってほしいと頼まれる。政治にまるで興味のない政治家、チャーリーだったが、アフガンの実情に心を痛め、一肌脱ぐ決意を固める。さっそく、大国ソ連を相手に二の足を踏む政府を横目に、CIAのはみ出し者、ガストの協力を得ながら前代未聞の極秘作戦を開始するチャーリーだったが…。 米ソ冷戦終結の真の立役者とも評されるテキサス選出の下院議員をモデルに描く実録政治コメディ。プレイボーイとして鳴らしたお気楽議員、チャーリー・ウィルソンが、アフガニスタンに侵攻したソ連が退却へと追い込まれるに至った過程で重要な役割を果たしていた、という衝撃の事実を、彼に多大な影響を与えた女大富豪ジョアンとの関係を軸にコミカルなタッチで綴る。 冷戦終戦の陰にチャーリー・ウィルソンという下院議員がいた事は今まで知らなかったです。 ソ連軍がアフガンから撤退してる映像って当時のニュースで観た記憶があるけど、ここまで複雑な過程があったとはちょっと驚きです。 ソ連軍の侵攻によりアフガンの人々は意味もなく惨殺され、蚊も殺せないかなって思うような旧式の武器で大国ソ連と闘っています。 女好きのチャーリーがどこまでアフガンの人達の事を考えて行動したのかは分からないけど、この映画を見る限り、アフガンの人達よりもジョアンに好印象を与えたいって気持ちで、この活動をしてるように思えます。 結果的にはアフガンからソ連軍を撤退される事になるけど、動機が不純ですね(笑)。 ソ連軍が撤退した事によって間接的にアメリカが勝利した事になるけど、この時にアフガンに横流ししてた武器が今はアメリカを攻撃する武器になってるのが凄い皮肉です。 アメリカからしたら飼い犬に手を噛まれたって思ったやろうけど、それがあの同時多発テロまで引き起こし泥沼化してるテロとの戦いの始まりやったんでしょうね。 映画としてはシリアスなのかコメディなのかハッキリした方が良かったですよ。 なんか中途半端なスタンスなんで微妙です。 トム・ハンクスもなんかイマイチやったし、特にジュリア・ロバーツが酷かったですよ。 メイクのせいもあるけど顔が痩せこけてて言葉は悪いけど気持ち悪かったです。 それにくらべフィリップ・シーモア・ホフマンは良かったですよ。 彼は映画に出るたびに違った顔を見せてくれるので楽しみです。 今回のガスト役も一癖も二癖もありそうな人物で彼でないと演じれないかなって思いました。 チャーリー・ウィルソンの美人秘書達をよく見るとその中にあつぼうの大好きやったシリ・アップルビーがいてました。 相変わらず綺麗で余は満足じゃ~。 評価(3.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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