|
テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
2004年 アメリカ トム・クルーズ ジェイミー・フォックス ジェイダ・ピンケット マーク・ラファロ ストーリーは、ロサンゼルスでタクシーの運転手を12年間勤めながら平凡な毎日を送っているマックス。ある晩、アニーという名の女性検事を乗せいい雰囲気なり、名刺までもらって上機嫌のマックス。次に乗せたのはビジネスマンと思しき紳士。ヴィンセントと名乗ったその男は、多額のチップと引き換えに一晩の専属ドライバーとなり、今夜中に5箇所を回るようマックスに依頼する。しかしヴィンセントの正体はプロの殺し屋。麻薬組織から5名の殺害を請け負っていたのだった。そうとは知らず最初の目的地に着いた後もそのまま彼の帰りを待つマックスだったが…。 トム・クルーズが冷酷な殺し屋を演じて話題になった映画です。 髪の毛を銀髪にして無精ひげをはやして殺し屋を演じてたけど、どうしても冷酷な殺し屋には見えなかったんですよ。 冷酷な殺し屋にしては、口数が多すぎるし大切な殺しリストまでタクシードライバーのマックスに破壊されてしまうし、ちょっと隙がありすぎて一流の殺し屋には程遠いかな。 だいたいマックスに正体がバレるに至った事件も、殺した相手が窓を突き破ってマックスのタクシーの屋根に落ちてくるって、それだけ大きい音を立てたらリスクがでかすぎますよね。 どうせなら冷酷な殺し屋という役よりも、ちょっとドジな殺し屋って設定なら文句はなかったです。 でもトム・クルーズのファンは楽しめると思いますよ。 どこか哀愁の漂うような雰囲気の映像が良かったですよ。 マイケル・マン監督って【ヒート】や【インサイダー】の時も思ったけど、影やコントラストを多用した撮影をするので、行き場のない閉塞感が作品全体を覆っているんですよね。 この映画でも撃ち合いなどもあるけど、それほど派手さを感じさせない大人の映画でした。 どうしてもトム・クルーズが注目されるけど、この映画の本当の主役はジェイミー・フォックスですよ。 オープニングの時の彼とラストの彼では表情が全然違います。 数々の困難を乗り越えて男になったって感じで、顔に生気が溢れかえってました。 さすがオスカー俳優ってところですね。 結果的には退屈せずに普通に楽しめたのですが、トム・クルーズの殺し屋には違和感をかんじました。 評価(3.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アメリカ映画] カテゴリの最新記事
|
|