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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
2007年 アメリカ エレン・ペイジ マイケル・セラ ジェニファー・ガーナー ジェイソン・ベイトマン ストーリーは、ごく普通の16歳の高校生、ジュノ。同級生のポーリーと興味本位でしたただ1度のセックスで、思いがけず妊娠をしてしまう。動揺しつつも気丈に振る舞うジュノは、親友のリアと“父親”のポーリーに妊娠を報告すると、両親には内緒で中絶することを決意する。ところが、病院を目の前にして気持ちが揺らいだジュノは、中絶の道を諦めることに。方針を転換して、赤ちゃんを産んでから養子に出すことにしたジュノは、リアと一緒に里親探しを始めるが…。 若さゆえ避妊具をつけてなかったから妊娠したって事もあるでしょう。 この映画のように高校生でありながら妊娠してしまったら、親や友達にも相談出来ずに中絶の道を選んでしまう気持ちも分かるけど、あつぼうは父親としての立場から見てしまったので、中絶というのは自分の子供の命を絶つ行為って思ってしまって笑ってこの映画を見る事が出来なかったんです。 確かに映画としてはジュノのキャラクターやジュノの周りの人達のおかげで、中絶を諦めて里親探しをするって展開が明るく感じたけど、実際こんなに明るい話ではないですからね。 周りの人達の理解力もジュノを包み込むぐらい温かいものでした。 こういう環境やからこそジュノも色々と考える事が出来たんでしょうね。 胎児に爪が生えてるのをみて中絶は断念するけど、そこで中絶を断念するなら少しは育ててみようって気持ちがほしかったです。でもこれが今時の高校生なんかな。 ジュノが里親探しをする選択って中絶するよりはいいかなって思うけど、それでも自分の行為に対して無責任すぎるかな。 嫁さんも一緒に観ていてこう言ってました。「産むのも大変やけど、育てるのはもっと大変やで」。まさにこの言葉をジュノに聞いてほしくなりましたよ。 アメリカって凄い国ですよね。赤ちゃんが欲しいって広告が犬や猫と同じような扱いで新聞に載ってるのにはビックリしました。これって映画の中だけの話かな。なんか人身売買みたいで恐かったです。 あつぼうの周りでも子供が欲しいけど、いくら頑張っても出来ない家庭があります。 この人達も自分達の子供がほしいわけで、子供なら誰でもいいって訳ではないんですよね。 この部分もアメリカと日本の大きな違いかな。 いかにもアメリカらしい映画って事です。 もし自分が父親と言う立場でなく、独身で子供がいてない環境でこの映画を観てたら間違いなく評価は違ったと思います。 評価(2.8) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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