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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:邦画
2008年 日本 佐藤隆太 サエコ 向井理 仲里依紗 宮川大輔 泉谷しげる 川岡大次郎 ストーリーは、大学生の五十嵐良一は事故で頭を打って以来、一晩眠るとその日の出来事を全て忘れてしまうという“高次脳機能障害”を負っていた。そんな彼が学生プロレスに惹かれ、プロレス研究会の扉を叩く。五十嵐の事情などまるで知らない部員たちは快く迎え入れ、プロレスの基本を教えていく。しかし、肝心の段取りがまるで覚えられない五十嵐は、商店街でのデビュー戦で掟破りのガチンコ・ファイトをしてしまう。しかし、そのガチンコぶりがウケて一躍人気レスラーとなる五十嵐だったが…。 寝る事によってその日の記憶が全て消えてしまうという難病と闘う良一。 そんな彼が新しい自分探しのために挑戦したのが学生プロレス。 この学生プロレスや社会人プロレスって、プロのように鍛えてないのにプロの技をかけたりして死亡事故が起こって問題になってました。 プロレスはショーとして考えてる人も多いけど、危険と隣り合わせの世界なんですよ。 そんな危険な世界に足を踏み入れて大丈夫かなって心配してしまうけど、障害があっても前向きに生きて行く姿勢が素晴らしくて応援してしまいました。 学生プロレスって典型的なショーなんで、筋書きがあったりして、いかにお客を楽しませるのかが最優先されてます。 良一が練習中に教わる事に、疲れてきた時の呼吸の仕方などがあって笑えましたよ。 最近のプロレス人気の低迷には、ガチンコで勝負をする総合格闘技のリアルさを求めるファンが増えたって事があるでしょうね。 この映画でもガチンコファイトをしたために良一が人気レスラーになってしまうけど、寝てしまうと自分が何をしてたのか忘れてしまうから、全てが一からなんですよ。 ヒロインのサエコの事が気になり、勇気を出して告白しても結果は忘れてしまって何度も告白しようとするのが可哀相でした。 自分の病気を理解してる良一はメモに書いて次の日の自分に残すけど、毎日こういう生活が続くと思うと辛いですよ。 プロレスに興味がない人が観ても全然楽しめる映画でしたよ。 評価 (3.7) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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