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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
2007年 アメリカ/イギリス クレア・デーンズ チャーリー・コックス シエナ・ミラー ルパート・エベレット ミシェル・ファイファー ロバート・デ・ニーロ ストーリーは、イングランドの外れにあるウォール村。小さなその村の端には決して越えてはならない壁があり、一箇所だけ開いた穴は、昼も夜も門番がしっかりと見張っていた。ある夜、18歳の青年トリスタンは、村一番の美女ヴィクトリアの気持ちを勝ち取りたい一心で、壁の向こうに落ちた流れ星を愛の証としてプレゼントすると誓うのだった。そして恋に焦がれる青年トリスタンは、父ダンスタンの協力でついに壁の向こう側に広がる魔法の国“ストームホールド”へと足を踏み入れる。ところが、その流れ星を狙っていたのはトリスタンだけではなかった。永遠の若さを手に入れるため400年もの間その流れ星を待っていた魔女の三姉妹、さらには亡くなったストームホールド王の後釜を狙い殺し合いを繰り広げる7人の王子の生き残りたちも、後継者の証である流れ星を求めて激しい争奪戦を繰り広げていたのだった…。 名実共に現代のファンタジー文学界を代表する天才ストーリーテラー、ニール・ゲイマンが97年に発表したロマンティックな大人のフェアリー・テイルを豪華キャストで映画化したファンタジー・ラブ・ストーリー。 映画館に行った友達が面白くないって言ってたので観るのが、こんなにも遅くなったけど意外と楽しめた映画でした。 これといって特徴のあるファンタジーではないのですが、世界観が分かりやすくて好感が持てます。 キャラクター設定も分かりやすいし、安心して観れる映画です。 最近のファンタジー映画って3部作などが多くて、最後を観るにも数年我慢しなければいけないですよね。 そういう流れの中で、単発もののファンタジー映画の登場は歓迎します。 やっぱりエンディングがすぐ観れるって言うのはいいものです。 主人公でもあるトリスタンを演じたチャーリー・コックスの魅力がイマイチ分からなかったのですが、田舎青年が恋する事によって男らしく変身していく過程は巧く描かれてました。 この映画は脇役が素晴らしく魔女を演じてるミシェル・ファイファーの怪演と女装まで見せるデ・ニーロの怪演が見ものですよ。 これだけの大御所2人が脇を固めてるので主役の2人ものびのびと演技をしてるイメージがあります。 でもそれほど魅力的な2人ではないので、ちょっと脇役に喰われてる部分もありますよ。 死んだらゴーストになる7人の王子達の存在も面白かったです。 後継者という言葉に踊らされて兄弟で殺し合いをする事になるけど、殺されてからその虚しさに気付くんですよね。 次から次へとゴーストになって後継者争いを外野から見てるのが笑えます。 流れ星って最近観てないけど、この映画のような流れ星なら本当に願いを叶えてくれそうです。 願い事をいつでも言えるような状態にしてないとあんな短時間に慌てて願いを言えそうにないですよね。 評価(3.4) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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