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テーマ:DVD映画鑑賞(14214)
カテゴリ:邦画
2008年 日本 綾瀬はるか 大沢たかお 中村獅童 窪塚洋介 柄本明 竹内力 ストーリーは、市は瞽女(ごぜ)と呼ばれる盲目の女芸人。かつては他の仲間たちと一緒に旅をしていたが、ある時男に襲われた市は、男と関係してはならないという掟に従い一座を追われ、“離れ瞽女”となった。以来、三味線を手にたった一人で旅を続ける市。ある日、道中で市がチンピラに絡まれていると、一人の侍、十馬が止めに入る。しかし、十馬はなぜか刀を抜くことが出来ず、モタモタしている彼をよそに、市は仕込み杖から抜いた剣でチンピラたちを容赦なく切り捨てる。十馬は剣の腕はありがら幼いときのトラウマが原因で刀を抜けず、一方の市は居合いの手練だった。やがて2人は辿り着いた宿場町で、町を仕切る白河組2代目虎二と無法者を束ねて町を荒らす万鬼の激しい抗争に巻き込まれていく。そんな中、互いへの秘めたる想いを募らせていく市と十馬だったが…。 勝新太郎や北野武が演じて世界的にも人気を博した異色ヒーロー“座頭市”を、設定を女に変えて綾瀬はるか主演で映画化したアクション時代劇。 座頭市を女性にするって設定と主演に綾瀬はるかを選んだところまでは良かったのですが、肝心のストーリーがダメでした。 よくある抗争に巻き込まれていくパターンなんですが、何かインパクトに欠けてしまってダラダラと展開していきます。 女性に置きかえた事によって淡く切ない恋も描かれてるけど、その恋の話がいきてこないぐらいストーリーが単純です。 窪塚洋介なんかは演技力がないから、セリフが棒読みやし竹内力はその存在自体がVシネマですからね(笑)。 さらに大沢たかおの幼き頃のトラウマで刀が抜けない侍には、イライラさせられますよ。 役とはいえ刀が抜かれへんねんやったら木刀で戦ったらええがなってツッコミを入れたくなりました。 さて肝心の綾瀬はるかなんですが、それなりに好演してるとは思います。 「何斬るかわからないよ。見えないんだからさ。」ってこのセリフは最高でしたよ。 殺陣のシーンでは、スローモーションなどを多用して誤魔化していたけど練習の成果は出てました。 本当ならもっと小汚くてもよかったのですが、綾瀬はるかなんでどれだけのボロをまとっても美しく見えてしまうんですよ。 ここらへんはもったいなく感じました。 綾瀬はるかや大沢たかおのファンが観ると満足のいく映画やろうけど、その他の人が観たら微妙な映画ですよ。 あつぼうはちょっと退屈に感じてしまった映画でした。 評価(2.2) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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