テーマ:龍が如く
カテゴリ:ゲームっ子日記
隠れた名作ゲーム発掘 PS3「龍が如く 4 伝説を継ぐもの」 漢(おとこ)の中の漢、桐生一馬の物語第4弾です。 ★グラフィック★は、前作でもう完成されたかと思えた緻密な 街並みの背景画はさらに精密になり、この街に実際いる感はかなりの リアルさです。人物も第1作からのセガ特有の画風が次第に 実写に近い感じになってきていて、感情移入しやすくなり ましたね。 一部、有名俳優さんを起用したキャラが似てないとの声が ありますが、これはむしろあえて似せなかったのでしょうね。 前作までに俳優さんそっくりにする必要があるのかという 意見が多かったようですから。北大路欣也さんについては、 そっくりでしたしね。 ただ、ストーリーに関係のない一般市民の画像が少し手抜き かと思います。そこまで手が回らないのでしょうね。 ★シナリオ★は、今回主人公が4人になり、それぞれに 複雑な背景と物語があり、それが一つの大きな事件にみんな 繋がっていき、次第に謎が解き明かされていくのがとても 面白いですよ。 サブストーリーは前作よりも数が半分になってしまったのは 非常に残念ですけど、相変わらず楽しかったり、ほっとしたり 笑えたり、感動したり、様々な内容でとても楽しめます。 ★キャラクター★は ☆秋山駿 これはハードボイルドタッチのダンディーな まるで慈善事業のように金融業を展開している人です。 ユーモア感覚もあり、とても魅力的な人物像ですよ。 バトルの際には蹴り攻撃がかなり有効で強く、ものすごく かっこいいです。 ☆冴島大河 この人は敵対勢力のヤクザを18人殺したと して投獄されている死刑囚です。執行されないまま25年が 経過し、ついに脱獄するのです。それがプリズンブレイクの 迫力です。そして神室町に来てからは、警官を避けながら 地下通路網や屋上通路網を利用して、町内を移動するのです。 これがかなりメンドイのですが、完全に新要素で終わると 一番楽しかったと思えます。人物は非常に純粋で誠実で 愛すべき人柄ですよ。バトルは投げや体当たりなどパワーが 特徴で迫力があります。 ☆谷村正義 この人は生活安全課の刑事です。「ダニ」 なんて仲間内で呼ばれていますが、見逃してやる代わりに 礼金をもらっているのですが、その資金で苦しんでいる 人々を助けているのです。アジアの各言語に堪能で特に アジア出身者を目にかけているのです。とても優しい人で 魅力的です。バトルはパンチと捌きがかなり有効で爽快 この人もかっこいい戦闘スタイルですね。 他には特に秋山の秘書の花がいい味出しています。 もちろん桐生一馬の魅力は健在。真島吾郎や堂島大悟、 などなど魅力的なキャクターには事欠きません。 ★サウンド★は、SE、BGMはもちろん相変わらず 素敵ですよ。 本職の声優さん達はいい仕事しています。 秋山駿の山寺宏一さんはホントに渋くてかっこいいです。 花の平野綾さんは太った女の子の声の演技が秀逸で 私はてっきり柳原可奈子さんだと思っていました。 遥の釘宮理恵さんも一馬の黒田さんも良かったです。 ただ、今回は声優として起用された一部の俳優さんが アフレコに慣れていなかったらしいのが痛かったですね。 セリフが聞き取りずらかったです。 ★システム★は、メインストーリーを進めながら 合間合間でサブストーリーを解決していき、そこで もらう経験値で主人公のレベルとスキルを上げてメインの 次の展開に活かしていきます。街中を自由に行けるときは 様々なミニゲームも楽しむことができて、フルコンプを 目指すというものです。 1周目プレイでメインストーリーとサブストーリーを さっさと済ませて資金を集めて、2周目にそれを活かし ミニゲームを楽しんでやり込むといいかもしれませんね。 ★はまり度★は、人によって違うとは思いますが 恐らく、リアルタイムで発売ごとに遊んできた人には 懐かしさと新要素がいいバランスであり、飽きないの ではないかと思います。 ここで色んな評価の要素を書き連ねていますがみんな 高評価になっています。だから文句なしにハマル ゲームのはずなのです。ただシリーズを通して、しかも 続けてやったりすると確実に飽きます。 私の場合、1、2、見参、と続けてハマってコンプリート した後、3の途中で完全に飽きました。そして半年経って またやってみたら、またハマって、3、4、OfTheEndと 続けてコンプリートできました。 多分、1作やったら少し間を置けば「神室町に帰ってきた」 という感慨があり、それをマンネリとは感じないのでは ないでしょうか。 ★面白さ★は、やはり今作は4人の主人公の魅力と その背景にあるそれぞれの複雑な物語が交差していき、 やがて交わり、大きな謎を紐解いていくというところに あるでしょうね。 新要素の地下通路網、屋上通路網はかなり面白いと 思いました。しかし活かし切れてなかったという気も しました。「of the end」はこれを活かすための ゾンビによる隔離エリアの出現だったのかなと思います。 ★総合★ 物語はメインもサブも感動的だしとても 面白いのですが「ゲームだから」と開き直ったご都合主義が かなり露骨ですね。 確かにゲームなんですし、ゲームとして完成されていると 感じるので文句はないのですが、ただ物語とゲーム性の 間に「1」にあったような、こだわりがもう少し欲しい ところです。 おそらく、あれは有名作家さんを監修に起用してかなり 制作陣は苦労をされたと思うのですが、それがあったから このシリーズはこんなにビッグになれたのだと思うのです。 ★グラフィック ★★★★★ ★シナリオ ★★★★★ ★キャラクター ★★★★★ ★サウンド ★★★★☆ ★システム ★★★★★ ★はまり度 ★★★★★ ★面白さ ★★★★★ ★総合 ★★★★★
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最終更新日
2018年07月18日 11時00分20秒
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