ＮＨＫ朝ドラ「カーネーション」第３週　熱い思い

2011年10月26日

２０１１年１０月２６日（水）

ＮＨＫ朝ドラ「カーネーション」第３週　熱い思い

女学校を辞めてパッチ屋で働き出した糸子。しかし遊びに来ていた

時とは随分と勝手が違うことに驚かされます。お客さんと一番の

下っ端では全然違うのです。お茶の順番から窓の拭き方まで、

いちいち気難しい決まり事があるのです。みんなに敬語を使わねば

ならないことにも戸惑いを感じる糸子なのでした。しかも１０年は

ミシンに触ることもできないというのです。一番早く店に来て、

最後まで片付けをしないといけません。叱られてばかりの糸子。

過労もあり風邪をひいてしまった糸子は無理をして店に行くのですが

「お前がいない方がはかどる」「風邪をうつされたら迷惑」なんて

言われて心底落ち込む糸子。しかし店を辞めようかと思った糸子の

耳に母親の意外な言葉が聞こえます。「お姉ちゃんは偉い」と。

ところが２ヶ月経った時に大将から「夜はミシン遊んでるで」と

言われるのです。終業後の誰もミシンを使ってないときになら

好きに使っていいと言われます。兄弟子は自分は１年かかったのに

と悔しがります。

近所ではみんなの憧れの泰蔵兄さんがお嫁さんをもらいます。

泰蔵に片思いの吉田奈津は涙にくれます。しか、おそらく泰蔵は

奈津の存在すら知らないのです。

八重子さんという、そのお嫁さんは「令嬢世界」という雑誌を

買って見せてくれたり、おしゃれな人なのです。この人のお陰で

糸子は随分と勉強させてもらうのでした。八重子に「洋服も

作らないとね」と言われて、父に認めてもらうにはどうすれば

と相談するのですが、まずお父さんに洋服を作ってあげればいい

と言われて父親にアッパッパを作ってあげるのでした。

それを父親は捨てるようにと母に言うのですが、母は店先に

並べるのです。それを見たお客さんがとても欲しがり簡単に

売れて、父は二日に一枚、その男性ものアッパッパを作ることで

洋服作りを許してくれるのでした。アッパッパは飛ぶように

売れるのでした。

そんな時、どういうわけかパッチ屋の大将に「店を辞めてくれ」

なんて言われてしまうのでした。

＊　＊　＊　＊　＊

パッチ屋での修行を開始して、洋服作りも再開した糸子。

しかも最初から実家の呉服屋の店先に並べるという洋服を扱う

商売人としては破格の待遇といってもいいスタートですね。

ミシンが好きで好きで仕方がないという糸子の生きる道は

本当に楽しそうです。嫌なこともみんな前向きに考え直す

姿勢は本当にみんな見習いたいところですね。