2012年4月18日(水)
ニュースで取り上げられていて驚いたのですが
「ヒップホップ検定」なんていうものができたそうなんです。
音楽の歴史やダンスの実技などが科目としてあるらしく、
ついにヒップホップまで「お勉強」の一つになっていくのかと
少し寂しい気持ちがしました。まあ時代が流れていけば、いつか
未来にはヒップホップだって「古典芸術」の仲間入りをする日も
来て、そしてまた路上から新たな音楽が生まれ出でるのでしょう。
しかし、路上ライブから始まる、なにか「社会への反抗」みたいな
青少年の息吹が吹き込まれた物がヒップホップだと思っていたの
ですが、こんなお勉強になっていけば、路上からしか生まれない
才能の出る芽も埋もれたままになってしまいそうだと懸念します。
検定とか講座とかが、これから増えてきそうで、そこには汚い
大人の儲け話がありそうで嫌ですね。
そうした検定が社会でのミュージシャンの立場を決めるような
ものになるのなら、それはむしろこのジャンルの衰退の兆しと
なるのではないかという気がします。路上ライブをされる皆さん
お勉強族に負けずに頑張ってくださいね。
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