アニメレビュー「ＡＫＢ００４８／笑顔のために（最終回）」


ランカスターでのライブは中止になってしまった。このままライブ中止にしたら

ランカスターは完全芸能禁止の星になるんじゃないかと心配するメンバー達。

ツバサ（かかずゆみ）にとっても苦悩の末の決断だった。「私だって生まれ故郷を

捨てさせるようなことはしたくない」と思うツバサ。あっちゃん（沢城みゆき）の

「会いに来てくれる人がいるから会いに行きたいんじゃない、私がみんなに会いたい

から」という言葉を思い出していた。東雲楚方（矢神久美）は「そうだね、びっくり

したの。デスに嫌われてるのは知ってるよ。敵だってちゃんとわかってる。でもあんな

恐い顔でね、楚方達を嫌いだって言ってるの、００はニコニコで大好きでいっぱい

だって思ってたのに」と涙にくれる。「そうです、００は大好きでいっぱいなんです。

あんな風に嫌ってくる方がおかしいんです。デスが悪い子なんですから、ソナティーは

堂々としているべきなんです」と神崎鈴子（秦佐和子）は励ます。「ずっと

ランカスターに戻りたかった。子供の頃みんなと過ごしたあの夏が忘れられなくて。

私ランカスターでライブがしたい。誰かのためにじゃなく、自分のためにもやりたい」

と園智恵理（渡辺麻友）は心情を打ち明ける。一方で、ゆうこ（神田朱未）と

たかみな（白石涼子）はランカスターでの研究生公演の続行を直談判するために

こっそりと移動していた。そしてメンバー達、研究生達がツバサに直談判する。

危険も顧みずにランカスターの人々に声を届けに行きたいというみんな。そこへ、

あっちゃんの声がみんなの元へと響き渡る。キララドライブのフィールドが勝手に

地上へと伸びていく。それは、あっちゃんがやっているらしかった。あっちゃんの声は

「あなたたちの光でみんなを照らすの」と言っていた。ライブ会場は収容所、群衆は

みんな、そこへと向かっていた。凪沙の父も反乱軍によって導かれライブへ向かう。

明るく元気に歌う研究生達。そこへ不思議な輝きが、キララが激しく輝いていた。

デス軍の攻撃もあるが、防戦は、たかみな達に任せて立体フォーメーションでライブを

続ける研究生達。襲名キララが高橋みなみにまた、たかみなを選んで驚くツバサ、

「ならば彼方は？」「センターノヴァ」という声が響く。マイクサーベルのパワーも

最高に上がっていて００の戦いは攻勢を極めていた。「今回はギリギリセーフか、

でももしも、あの子達の中から次なるセンターノヴァが生まれるのだとしたら、必ず

解明してみせる、その真意を」とツバサは誓っていた。凪沙もやっと両親に再会できた。

デス軍の増援部隊が来て、００はランカスターから撤退しなければならなかった。

凪沙の父は「振り返るな」と凪沙の後ろ姿に言ったのだ。

＊　＊　＊　＊　＊

最終回、感動的で素敵でしたね。私は一ヶ月近く経ってやっと観たんですが、やっぱり

最高の気分の時に観て良かったと思いましたね。来年初頭にはネクスト・シーズンが

始まるそうで楽しみですね。

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